今日は、成人式でしたね。
鮮やかな花柄の着物を着て
成人式に出た人達でイッパイでした。
 
私は今日は、
今月末にオープン予定の、
カウンセリングルームの準備で、
京王多摩センターにある丸善書店に、
参考図書の買い出しに行って来ました。
 
買って来たのは、
写真のような、
認知行動療法の、
治療者向けの専門書です。
 
2年ぶりに
専業のスタンスでの
カウンセリングルームをやるので、
新しいスタンスで取り組むには、
いろんな療法の最新情報を、
網羅しておく必要があるからです。
 
久しぶりに手に取った
認知行動療法の本を見て、
写真の目次からも
分かるように、
「自動思考」
というものが、
最近の認知行動療法では、
とても重要なテーマのようです。
 
脳神経科学を勉強してから
こういう本を見ると、
 
心が、
何かに囚われている時には、
特定の神経回路ばかりが
頻繁に使われて、
 
その回路と周辺の神経細胞が、
とても発火し易くなっているので、
 
前頭前野のワーキングメモリーから
主体的に考える指令を出さない時でも、
別ルートからの刺激でも発火しやすくて、
 
考える気は全然ない時でも、
勝手にいろんな
「思考」という脳の発火現象が
起こりやすくなっているために、
 
「自動思考」が
起こりやすいのだろうな、
ということが、
想像できます。
 
ここから先のお話しは
私の仮説ですが、
 
ワーキングメモリで
主体的に意識する前に、
 
先に、
ある神経回路の一連が発火した事によって、
「思考」と呼ばれる現象が、
発火した神経回路から、
ワーキングメモリーへの
フィードバックにより
起こる現象であるとするならば、
 
かつての
西欧近世でのカントやヘーゲル達の
ドイツ観念論哲学で
しばしば言及されていた、
「アプリオリ」とか「先験的」などと
呼ばれていたものは、
まさに、
ワーキングメモリで考える以前の、
思考の前段階の事なので、
こういうことだったのかも知れませんね。