絵本の中で旅をする 物語のあるイラスト
今日は好きな絵本のご紹介です。

ご紹介したいのは、多くの方がご存知のロングセラー絵本、マリー・ホール・エッツ の「もりのなか」です。
「もりのなか」マリー・ホール・エッツ 文/絵 まさきるりこ 訳 福音館書店
物語のなかの登場人物に共感した経験は、きっとだれにでもあるでしょう。
自分と境遇が似ているとか、同じ職業だとか、いろいろありますが、絵本のなかの登場人物は、経験や立場やそんなことを抜きにして、自分というものの本質を強く感じさせてくれる気がします。
私の場合、「もりのなか」に出てくるうさぎに共感しました。
物語の感じ方は人それぞれで、そのときの気分や状況でも違ってくるでしょうが、絵本の中に「自分」を見つけたときの安心感は、「自分」をそのまま受け入れてくれる「居心地のいい場所」を見つけた喜びそのものです。
子どもの頃に読んだなぁという方も、もう一度、読み返してみると、新たな出会いがあるかもしれませんよ。
それではまた。