おはようございます。
学校に行かない、行けない、行きたくない
そんな子どもさんと共に歩んでおられる
親御さんのための居場所や仲間をつくりたい
親御さんの想いに寄り添い続けたい
そんな思いで滋賀県長浜市を中心に活動しています
cotton~こっとん~の藤田です。
8月17日(土)は
【不登校ってなに?】
NPO法人D.liveの田中さんの講演会&座談会を開催しました。

50名もの参加者さんにお越しいただきました!
暑いなか、たくさんの方に参加していただき
本当にありがとうございました!

田中さんのお話は本当にわかりやすい!
例え話が本当に上手で
あー、なるほど!とストンと心に落ちる感じがします。
「子どもの話をただただ聴く!」というお話では
子どもの思いや考えをポットに入った紅茶
親の思いや考えをポットに入ったコーヒーに例えて
聴くということは
まず子どものポット(心)から
思いや考え(紅茶)を空っぽになるまで
出すということなのに
空っぽになる前に
親は自分のポットからコーヒーを
子どものポットの中に入れようとしてしまって
紅茶とコーヒーが混ざってもう大変!!
みたいなことにしてしまうというようなことをおっしゃっていて(←伝わる?💦)
ついつい親は
子どものためにと一生懸命になりすぎるあまりに
よかれと思って
子どものポットが空っぽになる前に
アドバイスや正論を子どもにぶつけがちだなぁと
そして、子どもに
「親は自分の話を聞いてくれない」と思わせてしまうんだなぁと
そんな風に思いました。
私は子どものポットが空っぽになるまで
話を聴いたことがあるだろうかと自問して
あらためて
自分の子どもへの接し方を振り返らせてもらいました。(振り返った結果、ただただ反省しました。笑)
子どもが不登校になると
スクールカウンセラーさんとかから
「見守りましょう」と言われることも多いのだけど
子どもと日常を歩み続ける親にとっては
見守るってなに!?
つまり、私は何をどうしたらいいの!?と
どうしていいかわからなくなることも多くて
今回は
じゃあ、具体的に子どもとどのように関わっていくかということを
とても詳しく話して下さいました。
見方を変えるということ。
子どものいいところに目を向けるということ。
特別扱いしたり、力んだりしないということ。
へりくだるのではなく、上から目線でもなく
目線を合わせるということ。
私がどう思われるか…と自分にベクトルを向けるのではなく
子どもにベクトルを向けるということ。
そして、そのためには
親が自分自身と向き合い
ありのまんまのそのまんまの自分を受け入れる必要があるということ。
ありのまんまのそのまんまの自分を受け入れられないのに
今、目の前のありのまんまのそのまんまの子どもを受け入れるなんてことは
きっとできないから。
まずは子どもに自己開示するということの重要性。
非言語コミュニケーション、沈黙を恐れずに
子どもを待つということ。
深く考えたことは沈黙の後に出てくるから。
子どもに純粋な関心を示すということ。
子どもが言ったことを
勝手に判断したり、憶測をたてたりせずに
「なぜ?」と疑問を持つということ。
親が聞こうとしてくれる姿勢が
子どもは嬉しいんだということ。
問いをデザインするということ。
何を聞かれているかわからない、その質問の意図がわからないと
「別に…」としか答えられないから。
明確な(具体的な)問いから、明確な(具体的な)答えが生まれるということ。
(例えば、「今日、一番楽しかったことはなに?」と聞いたり、「学校に行きたい気持ちは何点くらい?」と点数化して聞くなど)
話しかけるタイミングや場所を意識するということ。
そのためにはやっぱり(ジャッジなどを抜きに)子どもを観察することが大事だということ。
本当にたくさんのことを教えていただきました。
私も自分のこれからに生かしていきたいと思います!
子どもが不登校になると
親も子も自分自身に向かい合わざるをえなくなります。
私も子どもが不登校になって
自分自身と深く向き合うということを
せざるを得ない状況に追い込まれて
でも、今はそのことに
とても感謝していたりもします。
(自分と向き合うことにしんどさを感じることももちろんたくさんあったけど)
私と子どもは違う人間で
そのことを母親はつい、忘れがちかなぁって思います。
私とこの子は違うんだ。
でも、それでいいんだ。
全部をわかることは絶対にできないけど
わかろうとすることはできる。
そこを親として諦めずにいたいなぁと
私は思います。
田中さんの講演はこちらから
動画で見られます!→https://youtu.be/QSZ8pmCp_Nk
第二部の座談会は
何点か反省点もありましたが
(今後、改善していくようにします!)
参加者さん同士での繋がりも生まれていて
そういうのがとても嬉しいなぁと
私は感じました。
今後もこのようなイベントを継続していくことで
私たちの思いが
必要とされておられる誰かに
子どもたちと関わる機会のあるすべての人たちに
伝わっていったらいいなぁと思っています。
情報のシェア拡散などにもたくさんの方にご協力いただき
本当にありがとうございました。

cotton~こっとん~のお知らせです。
【不登校ママお茶会】
9月13日(金)午後14時半からです。
ル・クールの郡さんによるハンドマッサージ&モンテセラピー(cotton特別価格の2000円)
も同時開催です!
【お母さんの癒し時間】
9月23日(月.祝)午後12時から
眠音の田中さんによるリンパ系マッサージです。
詳細はこちら→★
【問い合わせ、申し込み先】

もしくは
長浜市以外の地域にお住まいの方ももちろん参加していただけます。
参加を希望される場合は、お申し込みをお願いします。
どなたでも気軽にお越し下さい。
必要とされておられる方に届きますように。