おはようございます。
学校に行かない、行けない、行きたくない
そんな子どもさんと共に歩んでおられるお母さんのための
居場所や仲間を作りたい
そんな思いで滋賀県長浜市を中心に活動している不登校の親の会
cotton~こっとん~の藤田です。



昨日は、息子の9歳の誕生日でした。

9年前、息子をこの胸に抱いたとき
実は、喜びの感情よりも先に
恐怖を感じました。



一人では生きていくことが出来ない
一つの命を前にして
その責任の重さに押し潰されそうになりました。

目の前の一つの命を
本当に私が守っていくことができるのかと
不安で仕方ありませんでした。



自分自身に自信がなかった私は
一時はかなり息子に依存していたと思います。

その頃は、息子の存在が
私の存在を支えていました。



息子は生まれたその瞬間から
私という重たい荷物を背負わされていたのかもしれません。

もちろん、私にそんなつもりはなかったけれど
今思えば、息子は私の所有物でした。



親子といえども
人間と人間です。

そんなの当たり前やんって思うんだけど
当たり前のことすぎて
つい、忘れがちなのかもしれません。



子どもへの愛情は溢れるほどあるのに
子どものことをとても大切に思っているのに

指示や命令、強制が日常的に行われてしまう
つい怒れてしまう
子どものことをコントロールしようとしてしまう
ないがしろにしたり、寄り添えなくなってしまう…。

そこには
子どもという一人の人間への
尊敬が存在していません。



うわー、こういう時どうしたらいいんやろう
とか
こういう時ってなんて声をかけたらいいやろう
とか
今のは子どもを傷つけたかもしれない…
とか

そういう場面に出会うと
私は、もし目の前にいるのが
大切な友人だったらと
頭のなかで考えます。



大切な友人に
私はこんな風に指示したり命令したりするかな?
こんな風にコントロールしようとするかな?
ないがしろにしたりするかな?

そうやって考えてみると
少なくとも今、自分が
つい子どもにやってしまいそうなこと
つい子どもに言ってしまいそうなことを
大切な友人に対して
するようなことはないだろうと
思えることの方が多いです。



そういう時
やっぱり私はまだ子どものことを
自分よりも下の存在だと思ってるのかと
自分自身にガッカリしたりもします。

毎日子どもから
そうやって学ばせてもらっている私です。



親としてではなくて
一人の人間として
大切な子どもたちに
どうやって関わっていきたいのか
何を伝えたいのか
常に自問自答できる
そんな自分でありたいと思います。



cotton~こっとん~のお知らせです。

【不登校ママお茶会】
次回は、9月20日(木)午前10時からです。

別室にて
登校渋り、不登校の小学生を対象に
「にじっこ」を開催しますので
お子さま連れで来られる方で
お子さまがにじっこへの参加を希望される場合は
事前に連絡をお願いします。

次々回は10月20日(土)午前10時からです。



【佐伯和也さんの親子のコミュニケーションについてのお話会】
*親子で言葉のキャッチボール出来ていますか?*

11月25日(日)午前10時からです。
詳細はこちら→



【問い合わせ、申し込み先】
もしくは
090-5132-8405(藤田)



長浜市以外の地域にお住まいの方も
もちろん参加していただけます。
どなたでも気軽にお越しください。

必要とされておられる方に届きますように。