オーディブル、お試し中。
オーディブルの1ヶ月無料体験を始めた。
理由は、本が読みたいのに時間がない事や、
夜、ベッドで読むと寝落ちしてしまい、
結局、たいして読めずに終わっている事が多くなって来たため。
&
朗読を聴くのが好きだから。
早速、料理をしながらオーディブる。
コレはいい。
タイトルを探ると、
へえ。
高橋一世さんや、風間杜夫さんなど、
有名な俳優が朗読しているものもあるのね。
今回選んだタイトルは「バカの壁」。
ベストセラーになった頃から、
随分経つけれど、今読んでも新鮮だろうか。
優しい声、無駄のないフラットな朗読で、
作業をしながら、内容がスイスイ入る。
特に、ひたすら何かを包丁で刻むような、
もしくは、チクチクと縫い物など
単調な手作業の、ながら聞きに向いている。
気持ちよく、有効かつ心地よい時間が流れる。
しかし、
間もなくしてこの幸せな時間が途切れた。
ウォーキングから娘が帰って来て、
やれ、暑い、暑い、とか
やれ、喉が渇いた、とか
あんな事があった、とか。
冷蔵庫がバタン、とか。
人がひとり現れただけで、
これほど、物音が多いとは!
こちらのお伺いも立てずに、
いきなり入ってきて勝手に会話を始めると、
音楽と違って朗読は、
まったく聴こえず、
内容が頭に入って来ず。
快適なオーディブル生活にも弱点が。
誰もいなくなって、
静かなひとり時間が増えたら、きっと良い。
家族が減って寂しいなどと嘆くこと勿れ。
新しいことがゆっくり出来ると、
素敵な人生のお供になる気がする。
とりあえず、始めたオーディブル。
しばらく、続けてみる。
お気に入りのグラススピーカーで聴いている。