今年のクリスマスプレゼントは何でしょうか。

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滑り込みセーフで仕上げたクリスマスツリーのスカートに、クリスマスプレゼントが二つ。


大人になるとサンタクロースが来るわけでもなく、お互いにリクエストしあって準備するプレゼント。今年はとても実用的に家電の箱がドン、ドン。



ひとつは、娘から私へ。

バルミューダのランタン。

読書の時間が取れず、就寝前に読みたいけれど、電気をつけていると隣のベッドで寝ている夫が眩しそうで熟睡できないとクレームが。人の眠りを妨げず、自身も安らげて、夜中に目が覚めてトイレに行く時もお供になるランタンをリクエスト。



もうひとつは、私と夫から娘へ。

オムロンのカラダスキャン。

正式な名称は、体重体組成計と言うらしい。長年、家族3人で体重体組成計をシェアして来たが、いよいよ娘が結婚し、体重体組成計も独立する事に。精密機器はやはり日本製で。私たちはタニタを使っているけれど、オムロンの体温計を使っている娘は、体重体組成計もオムロンにする事で、毎日の体データをひとつのアプリ上で記録できるから便利という理由でオムロンを希望。


夫はあれこれ悩み過ぎて、欲しいものがクリスマスに間に合わず。





クリスマスプレゼントと言えば、イギリス生活時代に聞いた牧師のメッセージを思い出す。それは、クリスマスを間近に控えた日曜の礼拝にて。


「クリスマスプレゼントと言えば、戦後、私が子育てをした時代では、子どもが欲しがるものが年々大きくて派手な物になり、一体クリスマスとは何のためのものだったかと危惧しましたが、最近ではリクエストされるものが年々小さな物になり、値段だけは遥かに高価で驚くばかり。ゲーム機やら、モバイルフォンやら、小さなガジェットやら、なんとも悩ましいものです。これも、時代の変化と言うことですが、ツリーの下に置かれる物が大変味気なくなりました。時の流れに抗うことは難しいものですが、クリスマスの意味や贈り物の意味を、一年に一度のこの時期に、改めて思い出すのも良いことでしょう」

そう、笑いを取りながら話していた。




寒い季節に人や家族の温かさを知る素敵な季節。

娘からの手渡しのクリスマスプレゼントは、これが最後になるかもしれないので、感謝と共に大切にしたいと思う。楽しかった29年間に心からありがとう。