アメリカでは独立記念日と言えば花火。
花火大会が各地であるのはもちろん、あちこちで個人的に花火を楽しむ人がいっぱいいるんですが・・・花火と言っても日本の家庭で楽しむよくある花火セットみたいのとは規模が違うんですよね。
何かもーフツーに「た～まや～」系の打ち上げ花火を上げたり、その他モロモロかなり盛大な音が出るタイプの花火を楽しむ人がいっぱいいるんですよ。
1発で10万円以上・・・みたいな花火をバカスカ上げてる人もいるんですが、私には理解できんわ～、その金銭感覚。
ま、そんなわけで独立記念日の日は夕方ごろからアチコチで花火の音がいっぱいするんですが、そこで毎年発生する大きな問題が1つ。
犬が超怖がっちゃうってことなんですよ。
毎年この時期になるとSNSとかでもその話題でいっぱい。
単に怖がってるだけならまだしも、突然の音に驚いて家を飛び出してしまい迷子になる犬が毎年続出！
今朝うちのコミュニティーのFacebookグループにうちのご近所さんが投稿してるのを見かけたんですが、
「独立記念日は留守にしていたのでドッグシッターに犬を見てもらっていたんですが、花火の音に驚いて玄関から飛び出してしまい未だに行方不明だという連絡が入りました。どなたかもしうちの犬を見かけたら連絡ください！」
・・・って、マジか！？
何で「玄関」から飛び出すとかアクシデントが発生しちゃったわけ？？？
フツーの日にたまたま大きな音がして驚いた犬が逃げちゃった…って言うならまだしも、独立記念日の夜はいつ花火の音がしてもおかしく無いんだからそこは細心の注意を払うとこじゃ・・・？？？
私が飼い主だったら、そんな連絡貰ったら・・・って想像するだけで心臓ドキドキしてくるわ、ホント。
ま、でも気になってたので彼女の投稿を後から確認したところ、何と無事にワンコは家に自分で戻って来たそうです。
良かったわ～。
ってか、偉いな、ちゃんと戻ってこれたの。
ちなみに今日はボランティアの日だったのでいつものように行って来たんですが、
「毎年のこととは言え、今年も独立記念日の翌日は朝から大忙しよ！」
と受付のAさんと、マネージャーのJ君がテンヤワンヤでした。
「迷子の犬を見つけたので連れて行っていいか？」
という連絡がジャンジャカ入ってくるんだそうです・・・。
「これだけ毎年『花火で犬が驚いて逃げ出さないよう注してください』ってあちこちでみんなが言ってるのに、何で学んでくれないんだか・・・」
と、AさんもJ君もトホホホホ～って感じでしたが、まぁ、やっぱりいくら頭ではわかっていてもちょっと気を抜いてしまったり、「まさかうちの子に限って」みたいな油断があったり、そもそも飼い犬を全然可愛がってなかったり・・・イロイロ事情はあるんでしょうねぇ、きっと。
「でも、こんなにいっぱい連絡来るのに、『うちの犬がそちらに届けられないでしょうか？』っていう連絡は一件も無いのよね・・・」
とも言ってて、みんなで
「まだ家の周りを探し回ってるんじゃない？」
「いや、逆にいなくなったことにまだ気づいてないってのもアリかもよ」
「昼過ぎまで気づかないとかって有り得ないっしょ？」
「いや、昨日の夜飲みすぎて二日酔いで寝込んでるとかってパターンじゃない？」
とひとしきり謎解きのお喋りに花が咲いちゃいました。
全米の迷子のワンコちゃん達、どうかみんな無事に飼い主さんの元に戻れますように～。
（あ、ちなみにこちらは先週その可愛さをお伝え出来なかった新入りちゃんです。ま、これでもまだ可愛さはあんまり伝わりませんが、とにかく大きいのにモフモフで超可愛いんですよ～。）
