原価企画を始めるにあたって、何より大切なのは、
現状を”見える化”することです。
ここでもカレーパンを例に売価、利益、原価を軸に話を進めます。
売価で言えば、開店時は100円で売っているけれども、
閉店セールでは90円で売っているとかあれば、本当の売価は100円とは言えません。
実際、いくつ売って、いくら収入があるかを見えるようにしなければなりません。
利益で言っても、100円で売ったら、10円の利益が出るはずだが、
90円で売っている時間もあるとすれば、狙った利益はとれていません。
じゃあ、実際いくら利益があるのかを見えるようにしなければなりません。
原価も90円で作れていると思っていたが、実際は小麦粉が高騰していて、
95円かかっているということは十分あり得ます。
実際、いくつ作るのにいくらかかっているかを見えるようにしなければなりません。
こうやって、現状を見えるようにして、みんなで共有できる状態を作ることが
原価企画を始めるのにはとても大切なことなんです。
ではでは、今日はこの辺で
~「原価企画の鬼」と呼ばれる日まで