Coupling-使える表現集(その9) | Black Swan - 国際人養成所

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洋楽の英文フレーズ解説、英語上達のヒミツなど、国際人になるための情報満載!

UK SitcomCoupling、使える表現集9回目です。

今回はEpisode-3(Sex, death & nudity)から2回目の記事になります。オリジナルの動画、及びあらすじなどは以下の記事をご参照ください。

Coupling:S1-E3 "Sex, death & nudity"


旗technically
(動画2/3、0:24)

Steve: It's strictly one guest per griever.
Susan: Well, you're a griever. I can be your guest.
Steve: Well, no... technically, I'm a griever's guest, and griever's guests can't bring guests 'cause otherwise the whole thing is just gonna turn into an... orgy.
Susan: A funeral's gonna turn into an orgy?
Steve: It's a risk, yes.

technically」は文字通りだと『技術的に』という副詞ですが、この言葉日常会話では頻繁に登場し、技術に関係なくもっともっと広い意味になります。

このダイアログでは『厳密に言うと、正確に言うと』という意味で、『表面上は、表向きは』という意味になることもあります。フレーズとしては「Technically speaking, ~」というのもよく使いますね。

また、「technical term」で『専門用語』という意味にもなります。別にシリンダーとかコンデンサとか電気・工学系の分野に限らず、どの分野でも専門用語は「technical」なんです。

後、最後に出てくる「orgy」ですが、これは『乱痴気騒ぎ』のことです。アメリカ英語では『乱交パーティー』の意味にもなるので、イギリスのコメディーでよかったかもです。。。
乱痴気騒ぎ好きとは言え、Aussie(オーストラリア人)とは発音が微妙に違うのできっと関係ないでしょう。(笑


旗decoy
(動画2/3、3:05)

Jeff: Oh, so why am I Susan's date?
Steve: So people don't think she's my date. Jane hasn't told her family that we've split up yet, so I don't want everyone thinking I'm there with Susan, so Susan's gonna need a decoy date.
Jeff: And what does Susan think of that?

狩猟をされる方であればご存知だと思いますが(←いない)、「decoy」は獲物の鳥をおびき寄せるために木なんかで作成された『オトリ』の鳥人形のことです。
ここから転じて、空軍などで相手レーダーの目をくらませるために放出する風船などのオトリも専門用語で『デコイ』と呼ばれます。

ここではどちらかと言うと後者の意味で、他の人からの注目を逸らせるためのSusanの偽パートナー役をJeffにお願いした、というシーンです。

ちなみに、この一連のダイアログで「date」という単語がたくさん出てきますが、全て『デートする相手』という名詞として使われています。「date」を『デート』という名詞で使う時はよく「go on a date」というイディオムで使われますが、以下の関係が成り立っています。

I'm going on a date with Ann tonight.=Ann is my date tonight.


旗appallingly
(動画2/3、7:14)

Jane: Four of them. Four of your friends.
Steve: Look, I explained. Susan won't let me go with you unless she brings Patrick. Patrick won't come unless Sally comes. And Jeff won't back out 'cause he's the only one who actually knew your aunt, and he thinks it's unfair if he's left behind.
Jane: I think your friends have behaved appallingly, and you should tell them that.
Steve: You tell them.
Jane: It's your job to tell them. They're your friends.
Steve: I'd feel stupid.
Jane: The very least you can do, Steve, is tell them!
Steve: You've all behaved appallingly.

appallingly」、あまり聞かない単語ですね。「terribly」や「awfully」と同じ『ひどく』という副詞ですが、少し畏まってるだけに余計非を責めているように聞こえます。

この車中の会話部分は他にも使えそうな表現がいくつかあったので、少し長いですが全部書き出してみました。

be left behind」は『(一人)取り残される』という言い方です。場所的、時間的に遅れてたり残されたりしてる時にこの「behind」が上手く使えるようになると英語らしくなります。反対語は「ahead」なのでセットで覚えましょう。

The very least you can do is (to) ~」の「least」も比較級の「less」と合わせて、日本人には使いにくい単語の一つです。
この前のベッドからSteveJaneに電話をかけるシーンでも、Steveが「It's the least I can do.」と使ってます。『~ができる最低限のこと』という、英語では珍しい?謙遜した表現ですね。


旗lad
(動画2/3、9:36)
Vicar: Jane, what a sad day. But you look lovelier than ever.
Jane: Oh, thank you.
Vicar: Now, I can never remember... Which of these lads is your young man?

lad」は『青年』という感じの、若い男に対してちょっと親愛を示す時に使う表現です。
イギリス英語では「since Adam was a lad」という表現があり、『大昔から』という意味のちょっと大袈裟な比喩の熟語として使われます。

男を漠然と指す単語は他にも「guy」「fellow」「chap(英)」「bloke(英)」など色々ありますが、初対面で使うと失礼にあたるものもあるため使い分けが難しいところですね。
(;_;)


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