引越しから3週間ほど経ちますが、いまだに家の中で『行方不明品』を探すことがよくあります。

3週間で、合計何十時間も「物探し」をしてしまいました。
洗剤、貴重品を入れた箱、娘のお気に入りのノート等々。

先日、憂鬱さと焦りを感じながら、息子の塾のプリントを探していた時のこと。

頭の中で「探し物はなんですか〜♪まだまだ探す気ですか〜♪」と、
突然井上陽水さんの『夢の中へ』が聞こえてきまして。

懐かしいなと思って、手を止めて『夢の中へ』を改めて検索して聞いてみました。
曲の2番に入ったところで、ハッとしました。

「休むことも許されず、笑うことは止められて、這いつくばって、這いつくばって、一体何をさがしているのか♪」

うわ〜、これ、私が今、自分に対してやっていることだ、と思いました。

本来は「自分はどうありたいか」を自分で選べるのに、また「悲劇のヒロイン」を選んで、やっていた、と。

並木良和さんがいつかのセミナーで、
「(自分の人生は)『おしん』じゃなくて、『シンデレラ』がいいと思ったら、選べる。今はそういうタイミング。」
といったことをおっしゃっていたな、と思い出しました。

「悲劇のヒロイン」は、もうお腹いっぱいです。

引越しで疲れ果てた私。
誰かがお世話をしてくれて、自分のやりたいことして、何かやらかしても大目に見られて、何やってもかわいいと言われて、役所の手続きとか考えなくてもいい、3歳児のような存在になりたいなって、
その時思いました。

(写真は内容とは関係の無い、IKEAで食べたらすごく美味しかったハロウィン限定ケーキです。)