ツール・ド・沖縄 | COSMIC-TRY 2

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小室 雅成 OFFICIAL BLOG

今年、最大の目標としてきたツールド沖縄
シーズン後半にかけて調子も上向き加減だったので
ここで結果を出したかったのだが・・・

FBを見てる方はご存じのとおり
実業団の最終戦で2度も落車してしまい
肘、手の甲、骨盤、脛…とかなり酷い擦過傷を負ってしまい
特に左手の甲は腫れがひどくハンドルを強く握れないばかりか
小さな振動でも痛くて仕方なかったので
当日になっても痛みが引かないようなら
出場を辞退しなければならないかな?なんて思いながら
大分後の数日を過ごしました。

沖縄入りしてからも痛みはあったものの
レース当日には何とかハンドルは握れる状態まで回復したため
最後のレースだ!と気合を入れてレースに臨みました。



チームの作戦では最初の逃げには僕が乗って
スプリント賞を狙う予定でしたが、僕自身思ったほど体が動かず
序盤の逃げに乗り損ねるという大失態をやらかしてしまいました(>_<)

チームの動きとしては眞坂選手が先頭グループに入って逃げていたので
あとはエース対決の後半勝負になるか?と思っていたが
そうもいかず、本部半島を出て北上する向かい風の海岸線で
ホセ選手や増田選手といった優勝候補が抜け出していってしまい
ロヂャースはエース武末がこの後方集団に取り残されてしまう事態に!!

前では先頭集団と第2集団が合併する可能性が高まり
逆に第3集団はどこも引くチームが無くなってしまって大ピンチ!!
この状況はロヂャースだけではなかったらしく
しばらくして愛三・EQA・ロヂャース・鹿屋による
第3集団のコントロールが始まったのが救いでした。



僕が補給を取りに行くまでの間は青木選手にローテに入ってもらい
高田選手と武末選手を温存、全員にボトルを渡し終えててからは
青木選手に代わって僕がローテに入って最初の勝負どころとなる
普久川の登りに入る。

あまり調子も良くなかったのと、平地で頑張って引いてきたので
普久川の登りの中腹で遅れてしまい、早くもこのレースの勝負から脱落。
あとはひたすら完走目指して同じように遅れた選手でグルペットを形成して
何とか最後まで垂れることなく完走し、46位という結果でした。

チームではエース武末選手が気を吐いて10位!!
とトップ10入りを果たし、次いで青木選手が32位
高田選手が42位、僕が46位で、眞坂選手は最初に無理した
つけが回ってきて残念ながらDNFでした。

【公式リザルト】


(チーム団体は8位)

よくツールなどを見ていると、転んで擦過傷なんて当たり前の
日常茶飯事で、普通に平気な顔して走ってる様に見えるけど
イザ自分がそのような状況に置かれて初めて、実は大変なのだと
気が付かされた今回のレースでした。

レース後も炎症からか傷口がひどく痛み出してあぶら汗ダラダラ。
痛みのあまり人と会話をできる状況ではなくなってしまい
僕の大嫌いな病院へ!!

一通り処置していただいた後は、本当はシーズン最後のレースだし、
皆でワイワイやりたかったのだけど一人寂しくホテルのベッドで
おとなしくするしかありませんでした(T_T)

まっ、何はともあれこれでシーズンは終了!
ちょっと休んでリフレッシュした後はまた練習再開です!!
来年こそはやったるで~~~っ!!!