※「がん発覚まで」シリーズは毎週金曜日21時に更新します。※

 

まさか手術の予定までセッティングされるなんて。

 

がんだ、がんだ、絶対がんだ。先生は気を使っているんだ。

 

と、すごい深刻に思うわけではありませんでしたが、漠然とそんなようなことを考えていました。

なんとなく個人的にがんじゃなければ手術しないでしょ、という認識があったのかもしれません。

 

診察が終わって、主人と2ワンズの待っている自宅に帰宅しました。

 

特にがん診断もなく、しかしがんの疑いがあり、これから様々な検査をすることは大して重大発表ではない。でも検査することも、手術の予約を入れられたことも主人に伝えなければならない。

なんか右胸おかしくない?って言ってたし、大体結果わかってるよね、なんて思って、昼食を取りながら説明というか、本日の診察はどうだったかを話しました。

 

主人「どうだったの?」

 

私「うん、良いものか悪いものかわからないからたくさん検査するんだって」

 

主人「ふーん。病名はなんなの?」

 

私「・・・癌です。」

 

主人「なんだって?!」 という具合に、非常に驚かせてしまいました。

 

私の癌に対する気持ちがおかしいんでしょうか?

主人のような捉え方が普通なのでしょうか?

 

その後、手術が必要だそうで予約入れられちゃったよ、といったことも話しました。

 

なんだかよくわからないけど主人に対して「すみません・・・」と思いました。

 

迷惑かけてすみません、なのか、驚かせてすみません、なのか、こんな体ですみません、なのかよくわかりませんでした。

 

検査まで日数があったので、悶々とした気持ちで過ごしました。