私、ついにやりました。

やってしまいました。

 

だってあの男があまりに悪態をつくから。

 

 

お前と結婚できるのなんて俺くらいだよー

要するに、食へのこだわりがないの。

ある人だと無理だね。

あの卵焼き3年間食べ続けたってすごいよ俺。

普通の人だと無理だよこれ。

食べてくれて感謝しなきゃだよ。

え?鬱になる?

鬱になれないよお前は。

全部人のせいにするもんね。

そういう人は鬱になれないわけ。

悔しかったら鬱になってみたら?ニヤニヤ

 

卵焼きについてはこちらをどうぞ→夫に「もう無理」といわれたもの

 

まずね、鬱病の人に失礼です。

鬱病はなりたくてなるものではありません。

確かに私がこの夫を持ちながら、いまだに鬱病になっていないのは、

「全部人のせいにする」ということも含め、メンタルコントロールができる稀有な能力の持ち主だからだと思います。

普通の良家に育ったお嬢様ならもうとっくの昔に精神を病んでいると思います。

 

そして、この失礼すぎる発言に耐えかねた私、

ベッドを飛び出し、2階で寝ることにしました。

大体ベッドの中でこの会話って、一体なんなんでしょうね。

そもそも、こんなことを言って私が怒るだけ、とわかっているのに繰り返す、

よっぽど私を怒らせるのが楽しいのでしょう。

依存症ですね。

 

そしてそして、

そんなに私の料理をバカにするのなら、

これで十分、と

ついにやりました。

 

 

 

 

白米のみ 弁当

 

 

 

 

夫のお弁当は2段重ねですが、

その日だけ1段だと怪しむかな、と思って、

2段にしました。


 

1段目白米。

2段目空っぽ。

 



 

その夜、もちろん私は2階のベッドで布団に入っていたのですが、

夫が部屋にのそっときて、



 

 

「今日のお弁当、ダミーだったショボーン

 

 


 

もちろん謝罪もなにもないので、

私は無視したのですが、

心の中では

「こやつ、なかなか面白い表現をしよる」と思っておりました。

 


翌朝階下に降りると、

食卓には、私と息子ちゃんの食べ残しを置いておいたのですが、

そのうち一品は完食されており、カップラーメンを食べた後も見られます。

そして、夫にしては殊勝なことに、

食べなかったもう一品が冷蔵庫に入れられておりました。

 

またしてもダミーにしてやろうかとも思いましたが、

これはこの残り物をそのままお弁当に入れてくれ、ということだな、

と思ってそのまま全てお弁当にいれてあげました。

 

翌日も私は2階で爆睡(夫がいないと本当によく眠れます)し、

翌朝は同じように、一品は完食、そしてカップラーメンの跡、

もう一品は冷蔵庫にありましたので、それをお弁当に入れました。

 

そして、夜遅く帰ると同じ事の繰り返しになると思ったのか、

昨夜は私も子供も起きている時間に帰ってきて、

巧みに息子ちゃんを1階の寝室に誘い出し、付随して妻も呼び寄せることに成功したのでありました。

 

 

ということで、

ダミー弁当に耐えたこと、

2日間一品を翌日のお弁当のために残しておくという殊勝な心がけが見えたので

今回は矛を収めることといたしました。






ちなみに今日のお弁当は、

夫の大好きなこちらでした。

夫にお弁当を褒められました!


単に時間がなかっただけですが。