”養和に中村選手が帰ってきました。(後編)” 統括コーチからうかがう養和時代の中村選手 | こりーさんのブログ

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長男と共に37歳でサッカーを始めた父が、サッカー、子育て、ユーチューブや他競技から学んだこと、感じたことをなどをブログに綴っています。
「気づき」や「感じたこと」を伝えていきたいと思っております。

 

前回は三菱養和サッカースクール(巣鴨)に行くと、中村敬斗選手がたまたま来ており、スクールやジュニアの子供たちから直接上がった質問に答えていたことをお伝えしました。↓

 

以下、つづき

 

即席の質問会が終わった後のグランドを見回すと、S級ライセンス保持の秋庭統括コーチを発見。

裏方の作業に徹して電源のコードの巻き取りを行っていたので、

足が止まっているのをいいことに、わたしは中村選手の養和時代の様子をコーチに直撃インタビューしてみました。


 

私「いつもお世話になっております。今回は中村選手に合う機会を作ってくださりありがとうございます。

私はガンバ大阪U23の時に西が丘で中村選手を見たことがあったのですが、その時の中村選手はロングフィードをDF2人の間で胸で受けて収めるなど、後ろからのロングボールを上手く収めることができる選手だったという印象なのですが、昔からボールコントロールやトラップなどがうまかったんですか?」

 

秋庭コーチ:

「昔からキックはすごい選手でした。今はドリブルもいいし、トラップも上手いけど、養和にいた頃は特にキックがすごい選手でしたよ。ドリブルとかトラップは(養和を)出てから上手くなりましたね。

本人も言っていたように、シュートの練習はとにかくしていましたよ。今でも得意な左サイドからファーポストを狙うすこし巻いたシュートとか、」

 

 

私「今はドリブルもトラップも上手いけど、当時はキックが特にいいことが特徴の選手だったんですね。ミャンマー戦などでもシュート(したボールの)スピードが早かったですね」

 

(中村敬斗得点シーン)

 1点目 0:25~

  5点目 2:48~

 

 

秋庭コーチ:

「キック(したボール)のスピードは速いんだけど、溜めないで蹴るんですよ。」

 

私「弓なりに溜めて反ったりしないんですね」

 

秋庭コーチ:

「そう。蹴るタイミングが分からないからきまる。

そのあたりは自分で工夫してやってましたね。

あと、痩せて見えるけど脱いだらすごいですよ。筋肉が、

かなり鍛えてますよ。

 

食事にもこだわってましたよ。

 

高校年代からは代表に行いくと刺激を受けて帰ってきて、発言とか取り組みも変わりましたね。

久保君とかと会って、「こんなんじゃだめだ!」って、もっと頑張るようになった。

 

サッカー駄目だったらどうするんだろう、と思うような取り組み方でしたね」(← 勉強や他の特技には、あまり力を入れていなかったということだと思います)

 

わたし「今だったらこれだけ有名になって、顔がいいんでも出るとかで一生食べて行けそうですよね」

 

秋庭コーチ:(笑)

 

わたし「お忙しいところどうもありがとうございました」

 

まとめとしては、養和時代からキックにはこだわっており、それが現在のシュート力にもつながっているのだと感じた。

(特に左サイドからの少し巻くシュートが得意)

 

また、シュートが入る理由としては、蹴り方を工夫しており溜めずにDFやGKの予測できないタイミングで蹴ることができているのでシュートが入る。

 

そして前回の子供たちとの質疑応答でもわかるように、向上心がたかい。

 

元々向上心が高い中、年代別の代表に収集され刺激を受けたことで、目指すべき基準がさらに高くなったことが分かった。

本人が言っていたように、「今いる中で一番になる」という向上心を常に持っている。

 

プロになるまでの学生時代は、サッカー以外のことはあまりやっていない様子であった。

などのことが、コーチへのインタビューで分かりました。

 

中村敬斗選手、三菱養和への訪問ありがとうございました。

 

 

参考までに秋庭コーチの掲載記事

育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方 | サカイク (sakaiku.jp)

 

 

おまけ:

自身が西が丘で見たガンバ大阪U23 VS FC東京U23の思い出

味の素フィールド西が丘 

(おしゃべり系ブログはここからが長い…)

 

子供がサッカーを習い始めたのち、私はなるべく選手の近くでサッカーを見てみたいと思っていたため、陸上競技場ではなくサッカー専用の競技場でサッカーを見ました。

そうして見たのが西が丘で見た上記の試合です。

 

特に印象に残っていたのが上記にも書いた、中村敬斗選手がDF2人の間の狭い空間で、ロングフィードを胸で受けて収めていたこと。

バングーナガンデ佳史扶選手がアフリカ系のハーフの選手なのにゴリゴリにフィジカルを発揮するでもなく、地味で確実に前につなぐプレーが、本当に確実にミスなく(そして地味に)できていたこと。

FC東京のサポーターが「屋根よ~り~高い~原大智」などの面白い応援歌を歌っていたことなどが記憶に残っております。

 

食野選手のドリブルも見た気がする。

 

その他に今振り返ると、とても記憶に残っているのが応援幕で、「○○(地元の地域名)の天才」というような応援幕をかけられている選手が多かったです。

そういった選手は、現在、海外に移籍している選手もいれば、J3からJFLへと行き引退してしまいネットニュースの記事で、有名選手が若いころ敵わなかった「あの天才は今」のような記事で見かける選手もいます。

 

何年か後に世界的になる選手を見ておける可能性があることや、お客さんも少ないし、選手を近くで見ることができるので、大きさやスピード感などをリアルに体験できるので、U-23年代の試合を見ても面白いかと思います。

 

そういえば先日、サッカー大好き母\(^o^)/さんに、「J3とかの年パスを買って、マイナーなホームチームのサポーターになる!」のとかおすすめ、と教えていただきました。

 

なんか共通点がある感じですね。

やっぱり近くでいろんなところを注目して見たいですよね。

 

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