このところ、

 

ワクチンがなければ何十万人死んでいた

 

だの

 

正しくマスクをすれば2割近く感染を減らせる

 

だの

 

SF(サイエンス・フィクション)的な記事ばかり見かけます。

もちろん、どれも本物の「科学」とはかけ離れた「ファンタジー」です。

 

「歴史に"もし"はない」

 

といいます。

「もし○○だったら……」というのは、思考実験としてはおもしろいかもしれませんが、とても科学誌に発表できるような代物ではありません。

 

病死しなければ武田信玄が天下を取っていた

 

というのに等しい。

あれやこれや資料をそろえて論を展開するのは個人の勝手。

でも、実際には

 

武田信玄は病死し、あれやこれやのすえに徳川家康が天下を取った

 

という厳然たる「事実」があるのですから、それ以外のお話はしょせん「空想物語」にすぎません。

「存在しなかった世界」を仮定するなら、100人が100通り、自由に思い描くことができます。

 

 

口を酸っぱくして何度も言っているように、

 

科学は現実を観察することから始まる

 

のです。

 

「もし○○だったら」ではなく、今目の前にある現実「超過死亡30万人超」としっかり向き合い、なぜそうなったのかを解明しようとするのが科学。

現実から目をそらし、見苦しい「自己正当化」を行うことは、科学の対極にある行為。恥を知るべきです。

 

 

また、「感染症の流行」などという「変数だらけ」の事象にシミュレーションを持ち込むこと自体が極めて「非科学的」であり、不適当です。

「変数」は、研究者が好き勝手に設定できてしまうので、いくらでも「お望みの結果」を得ることができるからです。

 

マスクで感染を2割近く抑制? 

あははは、そんなもん、一つ二つ設定を変えるだけで、簡単に「2割増加」に書き換えることもできるんですよ。

どうせ何十通りものパターンをシミュレーションした中から、「最もマスクの効果があった」結果だけを発表してるんでしょ? はい、こちとら、とっくにお見通しですよ。

 

感染を2割も抑えたら、「べき乗」の威力で、たちまち感染が収束してしまうことは以前の記事で説明しました。

大層なコンピューターをお持ちのくせに、そんな簡単なシミュレーションすら行っていないのですね。

 

 

 

ことほどさように、この期に及んで「非科学的」な「希望的観測(個人的願望)」を平然と発表するということは、連中が内心ではすでに「負けを認めている」からに間違いありません。

まともなデータでは勝ち目がない。だからこそ、「禁じ手」を使ってでも言い訳を並べ立て、責任逃れのために必死で悪あがきをしているのです。

 

でも、その魂胆は多くの人に見破られています。記事についたコメントを見れば明らか。

コメントを寄せている人の大半は、2~3年前は連中の味方をしていた「元コロナ信者」でしょう。この怒りっぷりは、どう見ても「騙されていた」ことに気づいた反動です。

最初からウソを見抜いていたこのブログの読者の賢明な皆さんは、怒りを通り越し、ただただ呆れかえり、コメントする気にもならないでしょうからね。

 

「専門家」どもは、「自分を支持してくれている」と思い込んでいる味方の壮絶な逆襲に遭うことを覚悟しておいたほうがよさそうです。

騙されたと知った人間の憎悪は、それはそれは筆舌に尽くしがたいものがありますよ。