トラビス先生による初めての「発音クリニック」が終了し、以下のコメントを先生から頂きましたので、報告致します。(英語で頂いたものを日本語に訳しました)

~*~*~*~*~生徒の皆さんへ~*~*~*~*~

今回の「発音クリニック」に参加していただきありがとうございます。成田のコア生全員に会えて一緒に勉強ができてとても楽しかったです。
今回のクリニックでは、皆さん本当に素晴らしい出来でした。全員の高い能力、特に発音矯正にかかった時間が短く、とても感心しました。矯正は簡単ではありませんが、誰一人とあきらめず、イライラもせずに頑張りました。その姿勢が発音上達のために重要なのです。間違えることで上達するのです。頑張りが成功につながります。短時間で全員が上達したことが、私にとって本当に嬉しかったです。
どのレベルにも難しい箇所があり、その中で共通の間違いだったのが/r//l//i/ の発音でした。忘れないでください。 /l/ の発音のときは舌を口の中の天井部分にあたる高さまで上げること、 /r/ のときは天井部分にはさわらない程度に下げること。忘れてはならないもう1つ重要な点は、カタカナ的に英単語を発音しないことです。なぜなら必ず音を外すからです。外さないためには口を開けておくことです。日本語を話す多くの場合、口は開いていますがあまり広くは開いてはいません。英語の場合は、それよりもう少し広く口を開けることでより強い英語の音が出ますのでお勧めします。また、単語に少し感情移入をすることを恥ずかしがらないでください。そうすればもっと英語らしい発音が出来るようになります。「もう少しゆっくり発音するように」と最低一回は全員に言ったと思います。それが合否を左右した一つの要因でした。間違いの多くは速く読みすぎて単語を間違って発音していたからです。一つ一つの単語に時間をかけてしっかり発音することが最も良い方法です。発音の矯正には時間と練習が必要です。そして何よりコアの教材「Magic-e」のCDを何度も聞くこと。それが大いに役立ちます。中でもレベル1(テキストのレッスン1)は基礎中の基礎なのでとても大切です。それらの音に磨きをかけるためにも「Magic-e」のCDトラック1を時々聞き返すことをお勧めします。
では次回のクリニックで、また皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

トークピア講師 Travis Ptak

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今回のクリニックで、トークピア受講歴6年の高3生が、「最後のトークピアで最高のプレゼントをもらいました。「R」と「L」の違いがきちんとわかりました。まだまだ実際に発音するのは難しいと思いますが、指摘された事を意識してこれからも頑張りますので、チェックシートを全部ください!」と言ってコアを卒業していきました。また、2名の卒業生が現在もトークピアレッスンを継続して「レベル10」まで挑戦しています。
「クリニック」後に実施した生徒のアンケートで、ほとんどの生徒から「役に立った」と言う回答をもらいました。そして、日々のクラスでも単語の発音に対する意識が高まったようです。今後もCDをきちんと聞いて、音読をする際に常に発音を意識して練習して欲しいと思います。