このコロナ過で必要に迫られてですが最近2~3週間に一度の割合で福岡に通っています、
私の行動の中で距離的に最も「密」になるシュチュエーションです
(飛行機内は換気がすさまじく、一般道を窓を開けて車で走る位の換気能力があるので心配は無い
気を付けるのは・・・、そこらを不用意に触らない。それだけが感染防止の重要な点)
パイロットにしても客室乗務員にしてもラストフライトは大切なイベント。
何か特別な経歴のあるパイロットが一般の人が知り得るニュースなどに出て来ますが
先日福岡発のジェットスター成田行き最終便に乗った時、通常のアナウンスの後に
「客室乗務員の〇〇は本日のフライトを最後に退職いたします」と男性CAラストフライトの案内。
成田に着いて乗客を見送るクルーの真ん中の男性、名札を見ると「〇〇」
搭乗時・降機時CAさんへの会釈を欠かさない私ですが、この〇〇の名札を見つけるとその方の正面で
「お疲れ様でした」と言葉をかけていつも以上にしっかりとお辞儀をしていました。私の気持ちです。
やがて福岡からのお客さんが降機エリアを通り過ぎ、手荷物受取エリアといったセキュリティエリアを
通り過ぎた先の一般エリア、そこに福岡からの人の流れに目を向ける一団がいました、それは
ジェットスターの客室乗務員とパイロットの方たち数名。〇〇さんが乗務を終えて出て来るのを
待っているのでしょう、皆一様に「今か今か」と降りて来る人を見ています。
Youtubeの動画の中にもありますが「前日からなぜか出発予定・・・」と言うのは
たとえ台風の中でも花道を飾ると言う意気込み、何かいいね。
元々私はチームプレーは得意な方ではない。でも「人のために役に立ちたい」と言う気持ちはあるので
お陰様で周囲の評価は悪くはない。
でも一仕事終わったらそっとその場を離れてしまうタイプ、もしかしたら「カッコ付けるな」と
思う方もいらっしゃる事と思います。
苦手なんだな~その後の事。一人で「やったぜ!」とガッツポーズしたり、一人反省会をやったり
そっちの方が性に合ってる。(もちろん症例に関する検討会や情報交換は積極的にやります)
でもこの動画のような事や先日目にしたラストフライトのような事が羨ましいと思う事もある。
つくづく面倒くさい性格の人間だなと我が事ながら思う今日この頃。