二回の移植を終えて思うことを。


高度生殖医療に関しては回数が少ない私だけど私の価値観からしたら心の葛藤は随分あったので大目に見て欲しい。


私はずいぶんSNSに踊らされた。


医療従事者の端くれとして産科領域の怖さも少しは垣間見てきた。


最初は子供がほしい!と始めた治療だったけど色んなことが進むうちに自分の体はどうなってしまうのだろう?


今の年齢からお腹に子供を宿すとしたらリスクは?自分の体は?生活は?仕事は?


怖い怖い。そうだSNSで調べよう。YouTubeで調べようとなった


出るわ出るわ、怖いこと


トドメに高齢出産後の子育てがいかに過酷で、いかに将来のリスクになるかっていう内容がこれでもかってくらいに出てくる


40過ぎて幼子、私なら耐えられないとか


SNSで頭がクラクラしていた私に旦那さんはそれは誰かの意見であなたの体験したことじゃない


どうしてそんなに気になるの?と云ってくれていたのに渦中の私の耳には届かなかった


怖い!出産怖い!


そんなことばかりでそもそも妊娠すること、お腹で育てること、つつがなく出産すること自体がいかに難しいことなのかを遥かに通り越して大きな勘違いをしていた。


大切な受精卵を戻したくない、怖い、自分の健康を破壊するものだとすら思ってしまっていた。


そんな恐怖しか感じられない自分は頭がおかしくて不妊治療なんてしてはいけないんだと思った。


でも陰性が続いてリアルに自分は子を抱けないのかと想像したら泣いても泣いても涙が止まらず、休みのない息をつけない仕事の波の中で心がぐちゃぐちゃになった



そうか、私は本当は産みたかったんだ


お腹で育つだろう我が子に会いたかったんだ。