目次



1  お人形さん


2  崩壊した街 支配されない場所


3  回路


4  悪意


5  再生の朝


6  影の広場


7  ぶらんこ


8  溺愛


9  ネジマキドリ


10  バンギャル症候群


11  午後の落下


12  変身


13  切り札


14  暗い春


15  水彩画


16  朧月


17  勿忘草


18  火曜日の焼却炉


19  ミルク


20  体温


21  


22  生命


23  深い森の中のさなぎ


24  遊歩道


25  薬指


26  姥捨て山


27  星に願いを


28  額縁


29  飼育箱




※随時追加









『Shutting From The Sky』




塞いだ目を照らされる

木々から差す木漏日に

腕を引き導くのは誰?

拒み続けた広がる世界に連れ出され

目を奪われる


穏やかな微笑に包まれ

暗く沈み込んだ色は全て塗り返られて行く

過去は崩れて胸の底に積もり

影が光りに消されて・・・



Shutting from the sky I fallen in to Claustrophobia

導く白い手がもう・・・

Shutting from the sky I fallen in to Claustrophobia

見えない様な気がして


はじめて時を想う

過去にもどれないのを・・・

うつり変わる世界を・・・

早くても 心地良い流れを

私は感じる



全て塗り返られて行く

過去は崩れて胸の底に積もり

影が光りに消されて・・・



Shutting from the sky I fallen in to Claustrophobia

穏やかな声がもう・・・

Shutting from the sky I fallen in to Claustrophobia

聞こえない様な気がして

Shutting from the sky I fallen in to Claustrophobia

雲が流れゆくのを・・・

木々が薫り始めるのを・・・

季節がめぐり来るのを・・・

あなたが見守ってくれていることを










『飼育箱』




もつれた足で 何処まで行く?ここの水は甘い
飽きるほどに見つめ合えばそのうち慣れるでしょう

抱きしめたい 壊れるほどに 永遠に閉じ込めたい
逃げ出したい でも縛られたい 君は僕の手の中に

外に出たいといつも僕を困らせてばかりいる
君はとてもわがままだね、そこが何より愛らしい

抱きしめたい 壊れるほどに 永遠に閉じ込めたい
恥らいたい でも縛られたい 君は僕の手の中に

どうして伝わらない?
この想い他に何も望みはない 逃げないで居て
どうして叶わない?
この願い他に何も望みはない 逃げ出さないで

おとなしい君 今日はとても穏やかな時が過ぎ
腐ってしまうその前に この眼に焼き付けよう

抱きしめたい 壊れるほどに 永遠に閉じ込めたい
乱れてたい でも飲み干したい 君は僕の手の中に

どうして伝わらない?
この想い 他に何も望みはない 逃げないで居て

これほどに人を愛し続けること出来なかった 

僕のために 君のために
例えこれが偽りでも儚くても脆くても 

信じている信じている










『額縁』




傾いた鈍色の陽
手を染める紙上の憂鬱

欠けた輪郭の中行き場さえ無くして背を向けた

両手は不自由に弧を描き 戸惑い隠せず彷徨うから
滲んだ色を拾い集めて せめて繋ぎ止めて欲しい

幼気な口元から
こぼれ落ちた至上の憂鬱

掠れ消え入りそうな 言葉は冷めて背を伝う

両手は不自由に弧を描き 戸惑い隠せず彷徨うから
滲んだ色を拾い集めて せめて繋ぎ止めて欲しい

飾られた傾いた陽が沈まぬように

いつでもただ傍に寄り添って 

描いた弱さを包み込んで

滲んだ色の全てを 映し出していて









『星に願いを』




古びた空気を震わせて
汚れを知らずに
生まれた純粋な魂は

約束された多くのぬくもりの中で
平穏に包まれ眠り続ける

輝いた無数の星はやわらかく
闇を照らし続けた
繰り返した過ちも全て包み込むように

行方も知らず失われた多くのものは
誰にも気づかれずに埋もれた

駆り立てられた憎しみに心を奪われ
誰もが気づけずに世界を壊しても

輝いた無数の星はやわらかく
闇を照らし続けた
繰り返した過ちも全て包み込むように

輝いた無数の星はやわらかく
闇を照らし続けた