特にこの記事で書くことは、見る方にとってはそれなりに辛辣な内容が含まれているかもしれませんが、どうにも首を傾げざるを得なかったことなので、批判等されるのを承知の上で書かせていただきますね。




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当事者の方には誠に申し訳ないのですが、
先日、上記の参考動画を偶然に拝見して、当該動画に出ておられるメインキャストのお方を(一人の女性・人間として)フラットに見た感じでは、
【なんか、頭悪く&ダサくね?この女】
と思わざるをえませんでしたね。
その理由として、
①計画通りではないと楽しめない
②自分の何が悪いのかわかっていない
③若い頃に「勉強ばっかりしていたら(特に恋愛については)こうなるであろう」ことについて予測できていないことが窺われる
④教科書が絶対に正しいと思い込んでいる
などというなかなか鋭い指摘をされていた方もいらっしゃったようですし、私自身、その指摘を否定する気はサラサラありません。
それよりも私が気になったのは、
【他人の心情をきちんと理解できていないことはもとより、「休息」や「息抜き」といった概念やその効用等をもきちんと理解できていないことが、ご自身の「どうやって休むの?」といったようなどことなく稚拙で間の抜けた質問や反応によってモロに露呈されてしまっている】
という点ですね。
その時点で、そのお方も、

の表現を借用すれば、「対立利益」に配慮できていないとも言えるのではないかと。

ちなみに、
他の出演者の方は「寝台列車」という面白い表現をされていましたが、私なりの表現を用いれば「充電」とワードがしっくりきます。皆様の心身や皆様が普段使用している機械や電化製品も、日常茶飯事的に作動していれば疲弊をすることも少なくないでしょうし、比較的早期にガタがくる確率が高まりますよね。そういうこともあって、あまり何も考えずに心身共にリフレッシュをしたりメインテナンスをして「充電」的行為をする機会があることは、特に長期的にみてきちんと機能する期間が持続する可能性を高めるためにはかなり重要になると思われます。しかるに、上記の女性は、動画内の問答においてそのことすら認識理解できていないことをも露呈していることにもなりかねないわけで。
「自分は常に学び続けて前進し続けなければならない」といったようなどことなく自己満足的な強迫観念みたいなものに捕らわれているあまり、かえって自分の視野や考え方の幅を狭めてしまっている(→あまり合理的に自分の感情をコントロールできているようにも見えない)ようにも感じました。

かなりお堅い言い方をすれば、
【この女性って、刑法で例えるならば、「構成要件該当性」を検討するにあたって、どことなく独りよがり的な「客観面」を論じるばっかりで、「主観面」についての検討をおざなりにして、むしろ「客観」と「主観」をゴッチャにして論じるような真似までしてね? それって、ある意味スゲー危険だよな】
というのが、上記の女性の言動を一通り見た第一感ですね。
つまり、刑法においては、
(ア)まず、行為者が客観的に具体的にどのような犯罪の成立に必要不可欠な行為をしたかということについて、それなりに厳密に検討するわけです。
(イ)その後に、その行為者自身が具体的にどのような意識でもってその行為をしたかということについて、それなりに厳密に検討するわけです。
皆様は、他人の心理・感情の機微等をきちんと読みとって他人の立場に立って物事を分析検討できないような人間が、特に上記(イ)の作業をきちんとできると思いますか??
言い方を変えれば、上記の女性は「自分は客観的にみればこうなのであろう・こういう風にしなければならない・こういう風であるべきだ」という趣旨の主張がメインになってしまっているようでいてところどころに自分の主観が複雑に混入していて、自分の中での主観・客観がゴッチャになっているようにも見えるんですね。そういう人間が、他人の行為についても客観面・主観面をきちんと区別して適切な分析検討ができるか自体が甚だ疑問です。

あと、僭越ながら、上記①ないし④の指摘について補足意見的なことを書かせていただくと、
①遊びや旅行や恋愛等に関しても、想定外のことも起こりうるからこそ、余計に楽しめるケースが少なからずあることも十分に観念できるかと思われます。そうだとすれば、上記の女性は「私は自分または他人によって敷かれたレールの上でしか楽しむことができない、ある意味融通がきかなくて幅が狭くて狭量な女性なんです」と自白するような真似をしているのと大して変わらないかと思われます。
②自分の中での主観・客観がゴッチャになっていることの「評価根拠事実」になりうるかと考えます。
③いわゆる「先のことを予測する力」「リスクマネジメント」が欠けていることの「評価根拠事実」になりうるかと考えます。
④まだ高校生以下の学生の年頃ならばまだしも、大学生以上、しかも法学部で比較的成績優秀だったお方ならば尚更、お上のチェックの入った教科書に記載されている事柄はあくまでも「通説」と呼ばれている考え方が多く、それを正しいなどと思い込む等すること自体がいかがなものか、と思ってしまいます。

なお、
後日、メインキャストの方のご経歴をザッと見る機会があったのですが、「ふ~ん、世の中にはこういった経歴の持ち主もいるよね、俺も特に大学生の頃以降はこんな感じの人間もウンザリして反吐が出そうなくらい見聞きしてきたし」という感覚でしかなく、むしろ、
【この人って、
と感じざるをえませんでしたね。
要するに、
【少なくともペーパーテストに関してはそれなりに優秀なんだろうけど、いわゆる「マイナスのギャップ」が作用して余計に頭が悪く見えてしまった】
というパターンの一形態に入るかと。
そのわかりやすい最たる例が下記の記事の至極滑稽な専門職の方々等ではないかと考えます。


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余談ですが、
私がまずは冒頭の動画の女性を(経歴等を詳細にチェックすることなく)できるだけフラットな観点で見た理由は、(私自身が他人の学歴等にあまり興味がないタチであることもありますが、)「できるだけ先入観や予断を排除した上で、その女性自身の生の考え方や人格等を自分なりに吟味してみたかった」ということがあります。前述の刑法の「構成要件該当性」の判断に際して行う「客観面」についての検討→「主観面」についての検討を自分なりにアレンジした判断枠組みの一環と捉えていただければ幸いです。


あと、この機会にあえて繰り返し強調しておきますけど、
【特に専門職ならば尚更、今までの試験勉強や各種講習・勉強会等でこの記事で書いたことよりもはるかに難解な事柄を相応に扱ってきたハズですよ。】
そういうこともあって、それなりにペーパーテストの出来が良好であるハズなのにもかかわらず、いわゆる「マイナスのギャップ」が認識・理解できないのならば尚更「致命的」ではないかと思わざるをえません。