https://ameblo.jp/coolfaith00701/entry-12455550993.html
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この記事で書いた、映画「梟の城」を観たのは、確か、私がガチで旧司法試験の勉強をしていたときに、論文式試験が一通り終わった頃に、下宿先の近くのレンタルDVD店で偶然拝見して、多少興味を抱いてその映画のDVDを借りたのがきっかけでした。

その作品を一通り観た第一感は、
【ふ~ん、これって、映画「ルパン三世 カリオストロの城」の日本時代劇的劣化ヴァージョンか(笑)、構成の仕方とか少しダブるよな】
というものでした。

巷では、「駄作」という評価をしている方も少なくないようですが、私としては、キャストの顔触れが個人的に好感をもっていた方々だったこともあって、それなりに楽しめました。いつぞやの記事で書いたように、織田と織田に挟まれたような環境で育ってきた私にとっては、特に当該作品の主人公に対してシンパシーを感じやすかった、という要素があったのも否定できないですけども。

先日、このブログの記事の下書きを書いているときに懐かしくなってyoutube等で拝見しましたが、やっぱり主演の中井貴一は渋くてカッコいいですね。

ちなみに、
私が当該作品の主人公の立場ならば、風間五平に捕縛されかけたときの対応に関して、いつぞやの記事で書かせていただきましたが、
それ以外の場面において、「俺ならば、こういう対応なり立ち振る舞いなりをするだろうな」と最近思ったことをツラツラと書いていきたいと思います。

<冒頭に、主人公の師匠が主人公の隠れ家を訪れた場面について>
「なんですか、こんなに着手金くれる奴いるんですか? 一体何者なんですか?」などと、日本テレビのイマイさんよろしく的に事情聴取します。


<主人公が久々に木さるに会って、「早速退散しよう」と言って引き留められた場面について>
あのようなつっけんどんすぎる応対はしないで、
「木さるの気持ちも十分にわかるが、今度の仕事は危険きわまりない仕事だから、若い女性までも巻き込むのはさすがに心苦しいんだよ。だから、どうしても幇助が必要になったときはその旨お願いしにくるから、それまではシコシコと自分の技を磨いて鍛練に励んでくれ」
「あまりにも木さるがカワイらしく育ってしまったおかげさまで、長く一緒にいると、最悪の場合、強姦罪等が成立して仕事にならなくなるし、お師匠にも申し訳がたたないからな(笑)、じゃあな」
などと上手く誤魔化してひとまず退散するでしょうね。


<聚楽第の屋根の上で、主人公が風間五平に出くわした場面について>
自分の仕事の具体的内容はあえて詳細に言いませんし、聞かれたとしても上手くボカして答えます。
むしろ、昔話を時折織り混ぜながら、風間五平が京都奉行所に仕官した経緯等や奉行所等の内情を可能な限り聞き出します。その方が、自分にとって、より有意義な仕事ができそうですし。

<主人公の住み家において、主人公が小萩に「私と一緒に逃げてくだされ」等と懇願された場面について>
「別に逃げるのはいいけど、その白装束の五人の男どもは追っ払って、あんたのマインドコントロールも解いてくんない? そうじゃないと安心してトンズラできないし(苦笑)」
などというノリで説得ないし交渉するでしょうね。

<主人公が道元の片腕を切り落とした後の場面について>
合気道技的に足払いをかけて、某Nプロレスラー的「ボマイエ」等を道元に対して見舞いながら、
「テメェ、木さるまで殺めやがって、この期に及んで何ホザいてんだ! とっととクタバって地獄に落ちろ、この糞甲賀忍者野郎め!」
などと言ってボコボコにするかもしれませんね(笑)

<主人公が伏見城における豊臣秀吉の寝所に潜入したときの茶番の場面について>
「この世の主? 知ったことかよ、このサル的ハゲネズミ的老いぼれ野郎」
「何か記念品みたいなのってもらえないの? 別に他人に見せたり世間に口外したりしないから安心しろよ、俺はそこまで他人のことには興味ないし、ましてや『世間体バカ』的な人間でもないんでね」
「結局は、テメェが朝鮮出兵の導火線に火をつけたんじゃねーかヴォケ、まがりなりにもテメェは明らかに責任者的な地位にいるんだから、それなりにちゃんと落とし前つけねーとな」
「ハア? テメェがクタバっても変わることがねーかもしれねーけど、もしかしたら何かしらの形で変わる可能性も全く否定できねーよな。生憎、俺はそこまでニヒルでも政治的無関心でもないんでね。まあ、今回のテメェの場合は遅かれ早かれクタバるのはほぼ確実だろうから、殺しはしないけどな(笑)」
などと申し向けて、殴った上で、上記の「ボマイエ」的な蹴りでも見舞うでしょうね。


なお、帰り途は、伏見城の正門を抜き打ちするよりかは、「長篠の戦い」の直前における長篠城城兵の「鳥居強右衛門」が如く、伏見城におけるどこかの適当な堀で「潜水作戦」を敢行して、とっととトンズラしますね。


そういうわけで、皆さんも、もし興味がありましたらレンタルDVDなりyoutube等でご覧になっていただければと思います。

私は上記作品を観て以来、特に伊賀忍者が好きになりました。