現代任侠史 | ベルのブログ

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観た映画や、読んだ小説などの感想を勝手気ままに書いてます。

最近、ドラマといったら

 

今日から俺は!→鬼平犯科帳→大恋愛→剣客商売

このループです。

 

 

 

ムロツヨシ→梶芽衣子→ムロツヨシ→梶芽衣子

の無限ループです。

 

 

 

 

そんなわけで本日は梶芽衣子のターン。

高倉健主演の『現代任侠史』です。

 

『仁義なき戦い』などの

ヤクザ映画と比べると

 

割と静かめーな感じの映画でした。

 

 

 

激しい抗争シーンはまぁまぁあるけど…

 

 

画面からは

終始物悲しい音楽が流れてます。

 

 

 

 

最初に観た時は、あら?地味?

と、思ったんだけど…

 

 

 

 

何度か観返すうちに

 

不器用な男たちの

静かな戦いを描いていて

 

すっごいイイ映画じゃないか。

 

 

と、しみじみ心をつかまれました。

静かに泣けます。

 

 

 

あらすじをざっくりと書きますと

 

元・ヤクザで現・お寿司屋さんの

主人公・島谷(高倉健)が

自分がいた組が他の組に潰される!!!

 

ってゆーピンチに立ち向かうお話し。

 

 

 

健さんは南方のペリリュー島で

 

戦死した父親の遺品

銘刀・ソボロ助広(すけひろ)を

 

アメリカに行って

返してもらって帰ってきます。

 

 

健さんはソボロ助広。

 

 

長谷川平蔵の愛刀は

粟田口国綱(あわたぐちくにつな)。

 

どーでもいいですね。はい。

 

 

 

ソボロ助広を

アメリカから返還してもらった

 

ってことをマスコミが取り上げます。

 

 

 

なので健さんのお店に

 

週刊誌の記者・仁木克子(梶芽衣子)が

取材に訪れておりました。

 

 

 

「ソボロ助広の写真を撮らせてください」

と頼む芽衣子さんに対して

 

 

 

「オヤジが大事にしてたもんですから

お宅さんとこの、裸の写真と一緒に

見せもんにしたくないんです」

 

とキッパリ断る健さん。

つれない健さんに

「ずいぶん古いんですね」

 

チラリと嫌味をお見舞いする芽衣子。

 

 

 

でも健さんの両親のことやら

 

健さんのことやらを

色々な人に取材するうちに

 

だんだん健さんに興味を持ち始める芽衣子。

 

 

 

 

健さんのお店で

お客さんと従業員みんなで

競馬を観ている時に

 

 

 

「ねぇ、賭けない?

勝った方がどこか素敵なところへ連れて行くの」

なんて健さんに提案する芽衣子さん。

 

 

 

「勝負しますか!」

と、ノリノリの健さん。

 

 

 

賭けは健さんの勝ち。

「約束よ。

どこへ連れて行ってくれるんですか」

とめずらしく上目使いの芽衣子。

 

 

 

「お供します。

古いところにもいいところがありますよ」

と快諾。

 

 

 

ってか「古いのね」

って言われたことを

 

けっこー根にもってた健さん。

 

 

 

 

2人で夜祭に一緒に行きます。

 

 

 

 

健さんと芽衣子さんがお祭りに一緒にいると

無宿やどなし」っぽい。

 

無宿の時の健さん…

 

顔がめっさ怖かったな…。

 

 

 

綿あめ買ったりして楽しそう。

 

 

 

 

でも、この夜祭で

 

何故か健さんは

エロい雑誌を買います。

 

 

しかも店のオジさんに

「なるべく激しいのちょうだい」って!

 

 

激しいのって!!!

 

 

 

健さん…

何もデートの時にわざわざ

 

激しいの

買わなくてもよかろうもん!

 

 

 

「そんなの島谷さんらしくないわよ!

どうしてそんなもの買ったの?!」

 

 

ご立腹の芽衣子さん。

そら、そーだ。

「私も色々勉強して少し新しくなろうと思いましてね」

 

 

 

健さん…。

やっぱり「古い」って言われたこと

根に持ってる!!!!

 

 

 

けっこーしつこく根に持ってます。

 

 

 

実は“激しいの”は

店の従業員・田中邦衛への

 

お土産だってことが判明した途端

 

「あーよかった!」

と、ご機嫌さんになる芽衣子さん。

 

 

 

かわゆすです。

 

ご機嫌さんついでに

 

 

健さんのことを「好きだなぁ」と

告白しちゃう芽衣子さんです。

「すごく男性的なのね」

なんつってサラーッと告白してますけどね。

 

 

 

健さん、割と根に持つタイプだよ。

 

 

 

告白された後の健さん…。

顔怖いよっ!!

 

 

告白された人の顔じゃないです。

 

 

 

 

もっと怖い顔の3人がおります。

 

 

濃いなぁ。

 

 

顔も空気も濃ゆーーいです。

左が郷鍈治。右が夏八木勲。奥が成田三樹夫。

 

 

郷さんが松田組の組長さん。

 

 

 

あ!

松田組は健さんが前にいた組です。

 

 

 

ちなみに郷鍈治は

ちあきなおみの旦那さんです。

 

 

 

松田組は

今すんごいゴッタゴタしてて大変!

 

乗っ取られそうなんだから。

 

 

 

健さんは、告られてから芽衣子と

順調に交際を続けてます。

 

 

結婚する話しも出たりしちゃって。

新婚旅行の話しなんかもしてる2人。

 

新婚旅行は

 

2人を結びつけてくれて

健さんのお父ちゃんが眠る

 

ペリリュー島に

行きたいんだって。

 

 

 

そこで健さんがぽつりと一言。

「おれぇ、物心ついてから

今が一番幸せなような気がするよ」

 

 

 

よかったねぇ、健さん(T□T)

芽衣子と幸せになるんだよ…。

 

 

 

もう、これで映画終わりにして!

 

 

 

そんなわけにもいかずに

松田組がどんどんピンチに陥っちゃって

 

 

とうとう郷さんが殺されちゃいます。

遺影の顔が怖い…。

 

 

 

 

さらにイキり立った夏八木勲さんが

敵陣に乗り込もうと

 

自分の奥さんと子分たちと一緒に

敵のいる大阪へ向かいますが

 

 

高速道路で敵の攻撃にあい

全員死亡。

車飛んじゃって、大炎上!

 

 

ここのシーンは

ちょっとゾクゾクするぐらい

迫力あるシーンです。

 

 

 

どんどん

昔の仲間が殺されちゃって

 

 

いよいよ健さんが立ち上がるか?!

 

 

 

…と、思ったのだけれど。

 

 

敵方の中で唯一の人格者

 

栗田(安藤昇)が待った!!!

をかけます。

 

 

 

抗争が起こらないようにするから

この件を自分に預けてくれって。

 

 

 

 

健さんも敵たちを殺る気満々で

 

亡き父の愛刀・ソボロ助広を

取り出してたんだけど

 

ひとまず栗田に任せることにします。

 

 

 

その後、栗田から抗争終結!

 

の、連絡をもらって

 

 

健さんも芽衣子も

成田三樹夫さんも

ホッと一安心。

 

 

 

後日、今回の件のお礼に

栗田を自分のお店に招待して

お寿司をごちそうしようとする健さん。

 

 

 

 

お店で従業員たちが

しゃべってるシーンは

 

この映画の中で

唯一の癒しシーンです。

田中邦衛のツバが入らないように

 

防御しながらお茶を飲むお店の先輩。

しゃべってる田中邦衛の顔が

よっぽどおもしろかったのか

 

 

思わず健さんと芽衣子さんが

素で吹いてるっぽいシーンが唯一ほっこり。

ちょっとここはオススメのシーンなので

 

この映画を観る機会がありましたら

気にしてみてください。

 

 

 

ほんと一瞬だけど

 

健さんが「ブッ!」て吹いて

芽衣子さんも「フッ」てなってるから。

 

 

 

このほっこりシーンから一転して

 

 

すぐに

緊迫するシーンに変わっちゃうんだけどっ。

 

 

 

 

栗田を駅までお迎えに行っていた

成田三樹夫さんと仲間たち。

 

 

もうちょっとで健さんのお店!

 

ってところで…

敵のスナイパーに狙撃されちゃう。

 

 

銃声がして急いで外に出る健さん。

 

 

 

栗田と成田三樹夫さんが絶命してました。

 

 

 

とうとう健さんの怒りが頂点に。

 

 

 

ソボロ助広と

仏壇に隠しておいた拳銃を

取り出す健さん。

 

 

 

それを見た芽衣子の必死の制止が

悲しいやら切ないやら…。

 

 

 

 

「いかないでっ!!!!!!」

 

何度も健さんのカラダに追いすがる姿は

泣けました…。えーーーん(;□;)

最後に思いっきり芽衣子を抱きしめて

ぽつりと一言。

 

 

「………………幸せだったよ」

 

 

 

大号泣シーンです

(T□T)わーーーん!

 

 

芽衣子も大号泣。

 

 

切なすぎて胸がぎゅぅーーーーーー!!!

ってなるシーンでした。

 

 

 

健さんは1人敵陣に乗り込み

 

憎いカタキたちを

次々と殺して怨みをはらし

 

敵の子分たちに撃ち殺されたラストでした。

 

 

 

一本気な男たちの

不器用な生き方が

 

かっこいいけど

哀しすぎるお話しでした。

 

 

 

セリフがあまり多くないので

アップが多い映画です。

 

 

 

役者の表情で色々な感情を

読み取らなきゃなので

一寸たりとも気が抜けない。

 

 

 

すんごい画面を凝視しなきゃな一本。

 

 

 

それと純情可憐乙女な

梶芽衣子を堪能できる一本です。

 

 

 

芽衣子のちょーーうるるん☆

とした瞳が

めちゃカワイイ!映画。