前々回、「あるものの仕上げ」をしていて近々ご報告できる

と記事にしましたが本日そのご報告です。

さて、あるもの、その正体は? 

テストニット4弾、これです ↓

$*編み物とビーズと時々いぬ*

何回かテストニットをしている日本語パターンショップ

Atelier Knitsさんの新商品、

Tiong Bahru(ティオン・バル)です。

デザイナーは前回のテストニット、リンチラと同じ

オーサ・トリコーサさん。最新作です。

面白いネーミングですがオーサさんの住んでいる

シンガポールにある地下鉄の駅の名前でお好きなんだとか。

$*編み物とビーズと時々いぬ*


使用した糸は、きんしょうさんの柞蚕シルク700d、クリームです。

ラベリーでは濃い色で編んでいる方がほとんどですが

淡い色合いのショールも見てみたくてこの糸を使用しました。

2サイズ展開で私が作成したのはSサイズですが日本人には

十分な大きさ。(パターン内にはより多くの

サイズ展開に対応した目数が提示されています。)

Sサイズで約170㎝x52㎝ほど。

$*編み物とビーズと時々いぬ*

極細糸を1本どり、5号針で編むのでかなり大変です。

ですが本体はメリヤス編みなので根気とやる気がある方なら

大丈夫^^ 出来上がった後の達成感は格別ですよ。

ブロッキング前 ↓

$*編み物とビーズと時々いぬ*

ブロッキング中 ↓

$*編み物とビーズと時々いぬ*

三日月形のショールになります。

大枠に仕上用ワイヤー(待ち針のお化けみたいなもの)

とピンを使用しています。仕上げワイヤーがなければ

細いワイヤーで代用できますよ。

この糸、先にチュニックをモヘアとひきそろえて編んで

今回使用したのが49g。

まだこれだけ余っています。

$*編み物とビーズと時々いぬ*

きんしょうさんの柞蚕シルク、手触りは極上ですが扱いは

少々面倒です。編みにくいし、編み目がそろいにくいです。

扱いやすさを考えるならシルク100%より

他素材が混紡している糸がいいとおもいます。

なお、仕上げの伏せ止めにレースかぎ針0号を使用しました。



一度はこんなレースのショール編んでみたいですよね。

(まあ、いつ、どこで、使うのか?という問題はありますが^^;)

でも残念ながら日本の本にはあまり種類がないです。

今回は日本語で編めるいい機会だと思いますよ~。

パターンのページはこちら。→