【おうちごはん】283rd．「氏名」は、あなたの「使命」。

皆様、こんにちは。

仙台在住で、CookingStudio I-e(イーエ)というお料理教室を主宰しております中村美紀です。
ミキティママもしくは、

ミキティと呼んでくださいね。

・・・

今日は、子どもの日。

そして、中村家4人目子ども。

長男・たかはるの生まれた日。

たけのこのように

スクスクと育って、

今日で6歳になりました。

6年前の、

夜中の12時21分に、

3,080gで生まれたキミ。

・・・

あなたをママが生んだ理由は

あの、

「東日本大震災」があったから。

10年前、

目に見えない

放射性物質が

福島をはじめ

いろんなところに降り注いで、

見えない不安と

戦うしかなかった母。

3人のお姉ちゃんたちを

連れて、

山形へ母子避難したんだ。

福島の最前線で

物資を配ったり

倒壊した住宅を

修繕したりする

お仕事をしている

パパをおいて。

そのころキミは

この世に生まれてはいなかったけど、

もう我が家の一員になることは

決まっていたのかもしれないね。

そのころ、

福島に残っていた

ママの若いお友達が

悩んでいた。

すごくすごく。

何をなやんでいたのかと

いうと、

「あの時、福島で放射能を

浴びてしまった私たちは

普通に結婚して

子どもを産めるのだろうか」

ということ。

今考えると

全然そんなことは問題なくて、

エビデンスもしっかりしているから

何を言ってたんだろうって

笑っちゃうかもしれないけど、

当時は

全く未知のことだから

本当に真剣に悩んでいた。

若い女の子たちが

真剣にそんなことを考えて

苦しむ姿を見て、

ママは、

おねえちゃんたちが

大きくなって、

こんな風に思ったら

すごく嫌だなぁって

思ったんだ。

だってママは、

パパと結婚して

お姉ちゃんたちが3人生まれて

本当に幸せだったからね。

お姉ちゃんたちにも

普通に結婚して

子どもが欲しいなら

普通に生んでほしいなって

思っていたから。

福島に生まれただけで

あの時、

福島に生まれたという理由だけで

そんな普通の選択が

できなくなる。

そんな未来は絶対に

嫌だって思ったの。

だから、

パパに相談したんだよ。

おねえちゃんたちが

安心して結婚して子どもを

生めるように、

もう一人子どもが欲しい。

私たちが

その子をこの福島で、

幸せに生み育てられれば

彼女たちにとって、

それがスタンダードになるから。

って。

パパももちろん、

OKしてくれた。

そうしてキミは生まれたんだよ。

名前は、

天晴(たかはる)。

おねえちゃんたちの名前が

みーんな「天」がつくから

キミにも「天」をつけた。

パパが

考えてくれた

素敵な名前。

とにかく、

なんでもいい。

激動の時に

いのちを授かった

キミだからこそ、

自由に、

ただ、ただ、

光を感じながら、

あっけらかんと

アッパレな人生を

生きてほしい。

生きて、

この時に、

いてくれるだけで

パパもママも幸せなんだ。

書家の、

陽華さんにいただいた

天晴センス。

そして陽華さんに

教えていただいた言葉。

「氏名」は

あなた自身の

「使命」。

この世に生まれ落ちて

名づけをしてもらい、

そうして新たな人生を

踏み出したキミ。

いいんだよ。

自由に、はばたけ。

いのちは有限なんだから。

アッパレ(天晴)な

人生を！！

あなたのママより、愛をこめて。

・・・

今日も

あなたにとって

心華やぐ1日になりますように。

・・・

GW中、5/2(土)、5/3(日)、5/6(火)と結構やってます！

■ミキティのオンラインcooking　
5月の予定はコチラ

【平日コース】 　単発チケット発売中
第7回　5/13(水)　17時～17時40分　「作りたくない日のミキティごはん②」
第8回　5/20(水)　17時～17時40分　「ごちそうお豆腐ステーキ～特製セロリだれ」
第9回　5/27(水)　17時～17時40分　「椎茸とパプリカのアジアンマリネ」

【休日コース】　単発チケット発売中
第1回　5/2(土)　11時～11時40分　「四川風麻婆豆腐」
第2回　5/9(土)　11時～11時40分　「サーモンと青菜のちらし寿司」
第3回　5/16(土)　11時～11時40分「煮豚と煮卵」