最近塩麹を料理に使うことが多い。特にから揚げに使うと最高に美味しいと知ってからは、買ってもすぐになくなってしまいます。
なので、１週間ほど前、数年ぶりに自宅で塩麹を仕込むことにしました。今回、発酵中の置き場に困りレンジの中に放置したら、４日目くらいには甘酒のよになり始めました。新しい発見だった。これからも仕込む時はこの方法にします。
久々に仕込んだ自家製塩麹を昨日お料理に使ってみました。初めて使う塩麹はやっぱりこれを作ってその味を確認してみたい。
塩麹から揚げ
土曜日に通夜、そして昨日は葬儀と、無事に母を見送ることが出来ました。まだいろんな手続きや支払、供養やお礼のごあいさつと、満中陰までは残務がたくさんあるものの、これでやっと肩の荷が下りました。
２０１３年５月に脳出血で倒れて以来、母と私にとっては試練の６年間でした。特に延命治療をしないと決断してからの４８日間は、母は苦しい思いをし私は胸を痛めた。その試練を二人で乗り切りました。悲しさよりもホッとする気持ちでいっぱいです。
そして１つ楽しみも出来ました。昨年５月に亡くなった叔母（母のすぐ下の妹）の分骨した遺骨を、従妹は３回忌の供養の後お寺に納骨すると言うので、母の１周忌が終わったら、姉妹仲良く一緒に納骨して上げようと従妹と決めたの。
母が一番頼りにしていた妹なので、きっと喜んでくれると思う。
周りの人はみな私に疲れを出して寝込まないようにと心配してくれるけれど、それは全然大丈夫だけれど、さすがに昨日は寝不足で超しんどかった。
亡くなる前夜、母に付き添い殆ど寝ていないところに、お葬式の前夜は明け方４時まで、控室に泊まっていた親類のために朝食を作ったり、叔母を亡くし、手作りの大好物な春雨サラダを食べれなくなった従妹のために、それを作って上げたりしてたもんだから、眠くて眠くて。
夕べの副菜の１つは容器に詰め切れなかった春雨サラダの残り。家にある食材を利用し、夜中に慌てて作ったサラダだから味がちょい薄かった。従妹にとっては久しぶりに食べる手作りの好物サラダなのに、可愛そうなことをしてしまった。
母がいなくなって悲しんでいる暇もないくらい、ここ数日いつもに増して料理ばっかしてました。
父の時はお葬式の費用は４倍近くかかったものの、その分、控室に泊まった人たちには朝食を準備してくれたし、通夜振る舞いや精進落としのお料理もすごく美味しかった。けど、今回は安かろう悪かろうで、絶対に不味いし量も足りないと思ったんだよね。
うちの親類達よく食べる人ばかりなので、一番高い料理を人数の倍注文しておいたんだけれど、思った通りスーパーの総菜の方が断然美味しい料理ばかりが並んでた。量も全然足りない。
通夜振る舞いの足しを兼ね、母の大好物だったものをいくつか作って持って行ったのは正解でした。不味い料理も私の作ったものも、全部綺麗になくなりました。
もう１品の副菜は菜の花と茄子の酢味噌和え。茄子はお味噌汁の具にするつもりでさっと茹でたら、冷蔵庫に２、３日前に作ったお味噌汁が二人分たっぷり残っているのに気づき、仕方ないので酢味噌和えに加えちゃったの。結構美味しかったです。
塩麹から揚げ（レシピはこちらから．．．）はタワー風に盛ってみました。二人で５００ｇの鶏肉でも、立派なタワーにならなかった。いつか１キロくらい揚げてエッフェル塔から揚げを作ってやろう。
やっぱり自宅で作った塩麹の味は市販のものより美味しいです！上品さがある味なのです。どんな味や！
なぜかこの塩麹から揚げには、業スーで売っているスイチリソースがよく合う。以前は買っても賞味期限内に使切れなかったスイチリソースが、１回塩麹から揚げを上げると半分以下になっちゃうし。
塩麹が大量に出来たので、しあばらくは塩麹を使った創作料理を考えるのが楽しみ。何かに熱中していると、母がいなくなってしまったってことを一時でも忘れられるし、久々に仕込んで正解だったワン。
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