クローブの香りが好きです!

 

こんなこと言うと「えーっ?!」って思う方もいるかもしれませんね。

 

クローブの精油が好きですと言い直しましょうか。

 

【クローブ】

学名:Eugenia caryophyllus (エウゲニア・カリオフィルス)

 

科名はフトモモ科、生な状態の蕾(つぼみ)から蒸留。

 

主成分のフェノール類の作用により、歯痛や水虫や消化不良などのほか

 

強い抗菌、抗ウィルス、抗真菌作用をいかし、感染症のレシピにもよく使われる精油です。

 

(フェノール類は刺激が強いので10%以下に希釈し、広範囲には使用しない、またオイゲノール

に子宮収縮作用があるので妊婦には使用しないという禁忌事項があります)

 

そんなクローブ、オリエンタル調のエキゾチックでスパイシーな香りですが、単体ですと

 

香りが強くきついです。

 

ですがさすがオリエンタル調の香水には欠かせない香りと言われるだけあり、

 

他の香りとブレンドするとなんともいえない深みをだしてくれます。

 

 

クローブとジンジャーは私の今日のリフレッシュ用の香りのブレンドに

なんともいい仕事をしてくれました。

 

・ゼラニウム

・パルマローザ

・マンダリン

・マジョラム

・ホーウッド

・クローブ

・ジンジャー

 

クローブもジンジャーも全体の1割以下でブレンドします。

 

このブレンドをディフューザーで香らせたら、自分の部屋にいることを忘れてしまうほどの

 

別世界に運んでくれました。

 

【ジンジャー】

学名:Zingiber officinalis

 

科名:ショウガ科 根茎から蒸留

 

お馴染みのショウガです。

 

薬用として根茎を利用、目的により生のまま、あるいは乾燥させて殺菌、嘔吐抑制、

 

健胃、食欲増進、疫病の解毒、体を温めたり、風邪や咳を鎮めるのに用います。

 

精油にもセスキテルペン炭化水素類(ー)のジンギベレンに消化促進、健胃などの

 

作用があり、しかも禁忌事項がないので幅広い活用ができます。

 

このジンジャー、香りに催淫作用もあり、セクシャルで魅惑的、オリエンタル調の香水に

 

重要な香りとなります。

 

以前ご紹介しました『食べたい衝動を香りで置き換える

(ナードジャパン発行 ケモタイプアロマテラピーvol.128 p11より)

 

』ということで「甘いものがやめられない人に」というレシピがありましたが、

 

もう一つのレシピに「しょっぱいものに手が伸びてしまう人に」というのも

 

紹介されていました。

 

それが

・ペッパー

・ローレル

・ジンジャー

・マジョラム 

のブレンド。

 

しょっぱいイメージをペッパーやジンジャーで置き換え、本人の意思を確固たるものに

するためのローレルと、様々な行動障害に有効なマジョラムを加えるというものです。

 

この精油、見ただけでおいしそうですよね。

 

かえっておなかがすいて食べ物に手が伸びてしまいそうな気もしますが、香りを嗅いで

 

食べた気になって満足するという経験をされてみるといいかもしれません。

 

さらに会報誌では、食べたい衝動を香りで置き換える考え方を、ドラえもんにでてくる

 

食品視覚化ガス(食べ物の写真に振りかけるとその食べ物の匂いがして味も感じて食べた気に

 

なる)に似ているかもとしていました。

 

 

これらのスパイシーな香りの精油たち、いろいろな活用ができるとても有用性のある精油

 

だと思います。

 

スパイシーな香りがお好きな方、今の気分はスパイシーな方、ぜひ取り入れてみては

 

いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

今の自分に必要な香りがわかるサードメディスン・チェックはこちらで