実家:おびただしい数のタオルと食器 | アメちゃん日記

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アメリカ生活の日記です。

私の実家はきちんと片付いていて、一見物が少なそうに見えるのですが…昔の家なので部屋数が多いんです。で、各部屋にある押し入れやタンスには物がつまっていて、ほとんど箱に入ったままの新品の物。

 

タオルと寝具のカバー類が圧倒的に多いですね。そうだった。日本では何かっていうと贈り物をする習慣があって、一番手っ取り早いのがタオル、お歳暮などもう少し値が張るものになるとカバー類、になるんだった。

 

実家はもとは祖父母が住んでいた家なので、その時代からの贈り物もそのまましまってあって、もうタオルだけで何百とあると思う。シーツとかも箱にはいったままでもシミとかついてるし。

 

そして食器も箱にはいったままの物が出るわ出るわ。たぶん結婚式の引き出物だね。

 

アメリカでは結婚式やクリスマスプレゼントも物をあげるから、ご祝儀とかお年玉とか、現金主義な日本は合理的だと思っていた。でも実はアメリカで一斉に物をもらったり送ったりするのはせいぜい結婚式、誕生日、クリスマス、くらいなのに比べて、日本はお中元とか、お年賀とか、引き出物とか、半返しとか、おみやげとか、引っ越しのあいさつとか、物を送りあう機会がダントツに多いんだった。

 

物嫌いな私はおびただしい数のタオルや食器を見てげんなりして、見なかったことにした。けどいつか将来はこれを姉と二人でなんとかしないといけないんだろう。

 

業者に頼んだら一般的な実家片付けは70万円くらいらしい。もちろん部屋数とか地域にもよると思うけど。うちは大物家具も多いからもっとかも。

 

タオルや食器はブランドのロゴが付いた物も多く、買ったときは結構な額だったんだと思う。一度も使われず、お金をかけて処分されていく。無駄だなーって思うけど、その時「あげた」「もらった」という事実を作る事に役立ったわけだから、無駄ではなかったのか、、、な?

 

最後に突然の英語レッスン。

物を捨てられない人の事を"Pack rat"や”hoarder”という。がらくたの事はClutterやLitter。