オプティカルフロー、、いかにしてスーパースローに近づけるか。 | 過去から未来へ

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気づいた事を気ままに書く、それだけです。

昨年の大晦日に幕張で撮影して来た映像の編集をしてます。
一度、短めの映像はUPしてますが、今度のはちょっと長め。

で、まあそのですね、スローを多用している訳です。

ですが、普通にスローではイマイチぶれた感じが気に入らなかったので、オプティカルフローという機能を久しぶりに試してみました。

Motion4の画面はこんな感じ。
過去から未来へ-motion 01



ちょっと拡大した映像を見ていただくと、こんな感じ。

過去から未来へ-motion 02

・右側が通常のブレンド(フレームをブレンドしている)
・左側がオプティカルフロー

何が違うかというと、右側は指や手、顔の輪郭がブレています。
左側は拡大していて多少ボケているものの、輪郭がシッカリしています。

通常のスローと言えば、右側のブレンドでも十分、、、まあ十分通用するのですが、スムーズじゃないと思ったのでオプティカルフローを使ってみたのです。

そもそもオプティカルフローって何よ?って話でしたね、、
フィルムやバリカム、RED ONEなどは1秒間に撮影するコマ数を上げて(通常フィルムは24コマ、TVは30コマ)60~120コマで撮影し、それをゆっくり再生する事で綺麗なスローを実現したり、discreetのInfernoやsmokeでコマとコマの間の部分を演算処理で補う、俗にいうスーパースローという物はとても高度な手法だったのです。

それをアップルはFinalcut Studio2で実現してしまった!、、とは言え重いし精度が低くて使えないと判断して使っていなかったのです。

インターレース素材だとエラーで映像がガタガタしたりする事があるのですが、EOS Movieとの相性は良さそうです。

近日中にこちらの映像もyoutubeにUPする予定です。