実は先月

大切な方のお通夜・葬儀・初七日法要に参列していました

撮影後、喪服に着替えて新幹線に飛び乗って

 

一年半前から闘病生活を送られていました

 

いやいや。。。早過ぎでしょう

心の整理をつけるのが難しいくらい

まだまだお会いしたかった

 

ただ

フォトグラファーである私たち夫婦にとって

何よりの救いは

 

一ヶ月半前に
おふたりの写真を撮影させていただいたこと

 

日々進行する病

 

どこかのタイミングで一緒の写真、残せないかな

 

私たちと奥様はそう話していました

 

私たちは遠方に住んでいるし、

その方の体調のこともあるし、

どんな風に撮影のきっかけを作ればいいか少し悩むところだし、

タイミングとしては難しかったのですが

 

その機会は本当にスムーズに訪れました

呼ばれたんだと思います

「部屋に写真を飾りたいと思ったのは初めて」
と喜んでくれました

 

それから一ヵ月半という短い時間を経て他界されました

 

思い出されるのは、穏やかで優しかったことばかり

そして、ふたりの仲の良さが私は大好きでした

 

葬儀では

そのとき主人が撮ったほうの写真を

遺影にも使っていただきました

爽やかで幸せそうな笑顔でした

 

ご家族にもそのときの写真を何枚か見ていただき、

 

「良い写真を本当にありがとうね」
「まるで映画を観てるみたい。本当にステキ」

 

と喜んでくださいました

 

 

冬の透明な光の中

ふたりが幸せそうに笑う姿は、

 

一緒になれて、とても幸せな人生だったこと

 

これを確信できるものでした


ああ、よかったと

胸がいっぱいになったのをよく覚えています

 

残された方々にも

それを伝えられたなら嬉しいな

 

あまりに無力な私たちだけど

フォトグラファーとして

できることをさせてもらえて幸せでした

 

大切な人がいる人生の幸せ

自分でいられる場所のある愛しさ
 

写真をとおしてこれからも伝えたいと思ったできごとでした

 

そして、

いつまでも続くわけではないこの日常を
どう生きる?

自問し続けたいです