ベトナムが示すトランプ関税の正解~「中国からの貿易詐欺」を取り締まる | どや顔社長 後藤 専(たかし)のブログ ・ Takashi Goto" the smug face"

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Making many "smug face" from Tokyo.
Sending various message from one President in Tokyo.

米国はチャイナとデカップリングを行う。

この強い決意は明らかなのに、日本政府から発せられるメッセージは別方向をむいたままです

NHKのこの記事にも「中国」の一言もでてきません。わざとなのか。知らないのか?

交渉の方針は、「日本は世界最大のアメリカ投資国、雇用を生んでいる」ことに粘り強く理解を求めるそうです。

どっち向いて話をしているのか、日本の製造業の不安が聞こえてきそう。

 

トランプ政権の目的を理解し、早速行動に移している事例としてベトナムがあります。

https://www.reuters.com/world/asia-pacific/facing-trump-tariffs-vietnam-eyes-crackdown-some-china-trade-2025-04-11/

独占記事;トランプ関税に直面し、ベトナムは中国との貿易の一部取り締まりを強化

ベトナム政府は、厳しい関税を逃れるために「ベトナム製」ラベルを付け変えただけの「貿易詐欺」を取り締まる

さらに軍事民生の両方に使用できる半導体などの迂回輸出は厳密に取り締まる方針。

 

自国産業を守るために中国迂回輸出を取り締まるベトナム政府。

日本がかりに迂回輸出の道具に使われているとなれば、米国政府はどう対応するでしょうか?

日本の関税10%は中国の関税145%ちに比べればメリットがあります。

 

別件ですが、USスティールを買収したい日本製鉄の中国拠点は7か所。

日本製鉄の交渉団は、米国の動きを目の前で見ているはず。

この大きな対中国のエクスポージャーをどのようにすれば許されるでしょうか?

日本製鉄も必死になって考えるタイミングが来ました。

 

中国の赤いとげを日本企業から抜きましょう。