27時間テレビ2018レビューの続きです。

次の議題は、


そばに少しつける派、ちょっぴりつける派



これも大討論でした。


ある意味、テレビ史に刻まれるのではないかと思うほど小さなスケールでありヒートアップした討論でした。


その一部を抜粋します。



アンジャッシュ渡部「(そばにつゆを)たっぷりつけちゃうと、そばの良さ、全部なくなります。絶対にやっちゃいけない行為」


さんま「東京の粋な人ぶってる人ー」


渡部「粋とかそういう話じゃなくて」


さんま「粋ぶっとるだけ。つゆが好きならつゆをいっぱいつけて食べたらええやないかい!」


渡部「そんな人はつゆだけ飲めばいいんですよ!」


さんま「はあ!?」


渡部「そばの本当のうまさを全然分かってないんですよ!」


さんま「分かってるよ!そばはそばでおいしいよ!」


渡部「めんつゆが好きなんですよ!なんでもいいんですよ、中華麺でも、極端な話、輪ゴムだろうがなんでもいいんですよ」


さんま「輪ゴム、飲みにくいわ!!アホ!!」



渡部「こっちもそんなに真剣に言ってない」



さんま「自由やないかい!」


渡部「そもそもなんでそばを食べたいか?」


さんま「食べたいからや!!」



60代と40代、全力の対話。



お若いです(^^)



渡部さんたち、ちょっぴり派は、たっぷりつけると、そばの香り、甘みが台無しになってしまう。という主張で。


たっぷりつける派は、ツユがおいしい、👆を、粋ぶっている、食べた気がしない、など主張されていました。


たっぷりつける派は、渡部さんの奥様である「佐々木希さんはじゃぶじゃぶつける」と決めつけてまで議論を盛り上げていました、笑。







・江戸時代にできた三系統そば



印象評論家、重太さんによると、



重太「江戸時代に三系統のそばがありまして、


砂場そば   

藪そば、、、」


さんま「あなたのそば。


堺正章でございます!!マル3つです!!」


オリジナルは星3つです⭐️

なつかしかった。


ほんとすぐに出てきますねえ(^ ^)


それはさておき、三大そばとは、


・砂場そば

 大阪商人、出前でパサパサする たっぷりつけられるように甘め


・藪そば    

江戸の職人さんが水を切らずにすぐ食べる、ツユは汗をかくのもあるのかしょっぱい


・更科そば  

要はふたつの中間くらい




なぜ印象評論家が知っているんでしょう?笑




イジワルはさておき、



でも、これならどっちの派も正しいですね。


江戸系のおそばは、水を切ってなく、ツユが辛いからちょっとつけるだけ。


関西系は、パサパサしかけているからたっぷりつけて瑞々しさを取り戻す。たっぷりつけるから甘めのツユ。


理にかなっている。


番組中に激論が解決しちゃった。




朝まで生テレビでも一回こうなってほしい。






そもそもタイプが違うだけなのに、さらに地域性の違いが議論に拍車を掛けた面もあるのかな。


大阪は実質的で見てくれにはあまりこだわりませんが、東京の方は、(大阪から見て)どうでもいいような仕草や見た目に文化的価値をかなり込める傾向は感じますね。


合理性と「美学を生むゆとり」、どちらが大切なのか?環境の違いか?みたいな論点もあるのかなと思いました。





・節約バラエティは成立するか


節約専門家、和田さんは手作りしょうを作りその汁と出汁でご飯を炊くようなアイデアから、そば湯を使って葛餅を作ったり、徹底されておりました。


節約主婦たちで節約アイデアバトルとかもおもしろそう。斬新で手軽にできてたくさんの人に参考になりそうなのが理想。

ジャンルも、料理、掃除、レジャー、ダイエット、美容、子ども、などに分かれます。


節約アドバイザーバトルもありえそう。

2人の専門家がそれぞれ担当する近い感じの家庭をコンサルティングする、1ヶ月でみて、どちらが節約額と満足感の総合が大きいか?


節約のトータル力が問われる。ただのケチに近いか人生を上げる節約かどうかも問われます。


「節約名人位」とか「節聖」「節約女王」とか囲碁将棋みたいにいろいろなタイトルを作ってもおもしろそう。プロも知名度上昇のためにタイトルを得たくて熱くなりそう。

きれい好き芸能人をプロが判定する感じもおもしろそう。




・マーケティングデート番組


渋谷や池袋など、あちこちにある「ホンマでっか!?」を発見し語り合いながらデート。

たとえば、マーケティング専門家の牛窪さんと門倉さんがデートしたらどうなるんだろう??


脳科学者と心理研究家でも街のいろいろなものを読み解いてくれそう。


飲食の専門家と飲食チェーンの成功者が飲み屋街を歩いたら各店をどう見る?


などなど、

専門家や成功者がふだん何を考えているか?の手がかりになるか?

ちょいクリエイティブは番組。




・小さいことを本気で議論する番組


も成立するか。どっちでもいいんだけどちょっと気になるような議題に対して真剣に、とことん論破してやろうと議論する番組。

ディベートエンターテイメントのようなものか。日本人に足りない要素。たとえば、


音楽を聴くなら、洋楽か邦楽か


異性に憧れるなら、俳優かアイドルか


国民的アイドルは、AKBか乃木坂か、別グループか


スポーツ観るなら、サッカーか野球か


食べ放題に行くなら、元を取るか、満足感か


お肉なら、しゃぶしゃぶか、ステーキか


焼き鳥は、塩かタレか、部位ごとに議論


日本一の英雄は、織田信長か坂本龍馬か


無限にありますね。

もっとバカバカしいのもたくさんありそう。



次回は魚介類編