【BLASTの教育論】自主学習について、考えてみた。その後… | 「BLAST塾長日誌」

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こんにちは。Jukool BLASTの塾長、吉田憲司です。

 

最近はインスタグラムからのリンクばかりで、ここに直接打ち込むことが少なくなっていると気づきました。

 

やはり、まとまった考えを伝えるためには、こうやって書いた方がずいぶんいいですね。

 

そこで、以前にアップしていたものの、続編などを書こうとしています。

 

 

さて、今日のお題は「自主学習について、考えてみた。その後…」です。

 

以前は、「【BLASTの教育論】提出用の「自学ノート」について考えてみた。」というのがありましたね。

 

よろしければ、こちらも参考になさってくださいませ。

 

 

学校で出される「自主学習」って、よく考えると「自主」でも何でもないんですよね。

 

たとえば、英語の単語を、暗記しているものもそうでないものも、10回とか1行とか、決まった回数を書かせるアレですね。

 

教科書の本文を、丸ごと書かせるものもありますね。

 

BLASTには、英・数授業の後に、「9+α(ナインプラスアルファ)」という、本当の意味での「自主学習」の時間があるのですが、塾生たちは、この時間を利用して、学校の「自主学習」をするのですよ。

 

「9+α」は、例えば、英語が苦手な子たちには、「家庭教師のようにして苦手部分を教えるための時間」なのですが、毎日の提出があるとかで、延々、単語書きをしているものだから、教えたくても教えられない。

 

英語が得意で、中1でもう英検3級を持ってる子たちにとっては、〝ずっと前に習って、書く必要もない単語〟を、やはり決まった回数書かなきゃいけないわけです。

 

dog dog dog dog dog dog dog dog dog dog

cat cat cat cat cat cat cat cat cat cat 

 

…という具合にです。

 

労力的にも、時間的にも、あまりにもムダが多いんですよね。


「自主」というのは名ばかりで、実際は「内申点」をチラつかせた「強制」でしかないですね。

 

いっそのこと「強制学習」って、改名すればとも思います(笑)

 

「一体、この不毛な『自主学習』は、誰得?」と考えることがあり、こうやって文章をしたためているのです。

 

世の中は、「生きる力」だの「思考力」だのと、これはこれでかまびすしいのですが、もう少し、効率を考えたフレキシブルな「自主学習」に改善されればと願う次第です。

 

 

あっ、ここからは、BLAST塾長からの提案です。

 

たとえば…、

 

①知っている単語は、意味だけ確認すれば、書かなくてもいいよ。

②一応、「10回」とは言ってるけど、覚えているなら3回でもいいよ。

③そのかわり、10回で覚えられなければ、20回書いてもいいよ。

 

というふうに、ルールをゆる〜く、大幅に変えてみてはどうでしょうか。

 

いっそのこと、

 

④どっちみち、覚えているかどうかは、テストで判断するから「自主学習ノートは、取りやめ!」

 

それも、ありでしょう。

 

 

結局、覚えているかどうかは、日々の単連語テストや定期テストで点数化できるのですから、ふだんから、「結果平等」の強制力を働かせるのはどうかと思うわけです。

 

そのあたり、「自由に学ぶ方向」にした方がいいと思うのですが、どうでしょうか。

 

学校でも、長年やってこられたオーソドックスな方法なので、急に方向転換は難しいかもしれませんが、徐々に改善されればというご提案です。

 

 

はい、ここからはネタになりますよ…

 

もし、学校の先生がこの文章を読まれた場合、〝テメェ、塾の分際で、こちとらのやり方に文句言う筋合いはないだろ!〟とおっしゃられるかもしれません。

 

そして、もしかすると…

 

〝これは「自主学習」ではないのだ。教師としての私への「忠誠心」を測るためなのだ〟

〝そもそも「内申点」自体が、「忠誠心」の数値化ではないか〟

〝子どもは「自由」にすると怠ける方向に向かうので、やはり「強制」がないといけないのだ〟

〝その際には、不公平があってはいけないから、書く回数だって決めているのだ〟

〝できる子もできない子も、同数でなければいけないのだ〟 

 

などなど

 

まさか、こういうことではないですよねぇ…とゲスに勘ぐりすぎました。(失礼しました)

 

ただ、もし、ですよ。仮に、ですよ。万が一、ですよ。(←しつこい)

 

そういう、「忠誠心」「強制」「一律平等」「結果平等」的なことを考えてのことだとしたならですよ、この現在行われているこの「自主学習」、たとえはどうかと思いますが、朝鮮民主主義人民共和国が、実情は「民主主義」でないのと似ていますね。

 

「強制労働」「忠誠心」「(内申点で)粛清」の部分も共通していますしね(笑)

 

教育思想的には、どこか、「左傾した部分がある」ということを、暗に言いたかったのでしょうか?(と、トボけてみる)

 

ハイ、お後がよろしいようで…。

 

お読みいただき、ありがとうございました!


 

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