先週の金曜日の夕方頃、どうも喉の調子がおかしいな、と思い始めました。
日が暮れた頃には少し頭も痛くなってきていました。
翌日土曜日、起きたとき扁桃腺がパンパンに腫れ上がってたんです(涙
でもまぁ、体もだるくないし、普通の寝起きだったので
毎週土曜日恒例の、お茶の稽古場へ。
1時間半で初心者の生徒さんを3人見て、30分で皆さんとお話したりちょっとした割稽古。
3人中お一人、男性の生徒さんですが、そこそこ高齢の方でもあるためか
なかなかお点前が覚えられません。
一つ一つを完璧に覚えようとしすぎているためか、肩に力が入ってしまい
全体が全く把握出来ていないんです。
全体が把握出来ないことには、一つ一つを完璧にする意味もわかりませんし、
もてなしの本質を理解することはできません。
まあ、先週のお稽古は稽古場自体が休みだったので2週間空いてしまい、
忘れてしまうのは致し方無いのですが、その方を指導するのでやたら力が入ってしまい…
稽古が終った丁度12時。
バッチリ熱出てました。
あ、安心して下さいね。これは中盤以降のサービスの話に繋がる重要なネックなんです。
さて、帰宅して熱を測ってみると、見事に38度3分。
すぐさま服を着替えて頭に冷えピタ、布団に潜り込みました。
夕方になり、やたら寒気がするので妻に体温計を持ってきてもらい、
改めて熱を測ってみました。
・・・39度8分!!!
上がりすぎでしょ!
即病院!と言いたいところですが、私の住む市の市民病院夜間診療は、
医大から派遣された研修生なので診断がいいかげん+やたら患者を待たせるので有名。
私の母を過去連れて行ったことがあるのですが、たった2組しか待合にいないのに、
順番が回ってくるまでに3時間待たされ、母は余計にヒドイ風邪をひいたことがあります。
そんな経験があるだけに、派遣研修生のいる夜間診療には行きたくありませんでした。
もう一軒中型病院があるのですが、そこは私にとっての鬼門なので絶対に行きません。
妻がタウンページを開いてみたところ、最寄り駅のすぐ近くに「市民病院日曜診療所」みたいなのがある、
と言う事なので、翌朝そちらに向かうことにしました。
さて、ここでポイントが一つ。
医大から派遣された研修生、と言う部分なのですが…
彼らは病理学についてほぼ習得を終え、あとは本格的に勤務医になるため、
実際の患者を診察することで研修期間を過ごします。
そのため往々にして若い人が多く、本当に診察に時間が掛かります。
若い医師の診察を何度か目にしたことがありますが、
彼らは「全体」を把握しようとはしません。
妙にパーツにこだわるんですね~。
診察そのもののおおまかな流れがあって、それを一通りこなすことで
初めて出来る診断も多くあるだろうに、それをせずにやたら診察のパーツにこだわるわけです。
だから、たった2組しかいなかった待合で3時間も待たされたんだと思うんです。
実際、私の母が入ってからもヒドイものでした。
単なる風邪+熱+嘔吐、普通の症状です。
インフルエンザの症状が出たわけでもなく、扁桃腺が腫れたわけでもない。
単に点滴を打ってもらい、熱冷ましが欲しかっただけなんです。
それなのに、点滴を打ちます、と言う判断までに30分。
ハッキリ言って、アホですわ…(笑
なぜそうなるかって言うと、パーツにこだわるからなんです。
一つ一つを完璧に把握しようとすると、どうしても時間がかかるし、やたら多くの検査器具が必要になります。
私の知る腕の良いドクターは皆、まず一通りの流れをバックリと行って、その上で
必要とされる細かい診断を行い始めます。
だから、早い人は本当に3分で診断が終るし、「これは自分トコの器具では診断できない」と思ったら
すぐに大病院へ紹介状を書いてくれます。
お茶の生徒さんでもそうでした。
一つ一つを必死になって覚えようとしすぎるがために全体の把握が出来ず、
結果として先々週にだいぶ覚えたハズのお点前を、2週間経ってほぼ「完璧」に忘れてしまっていたのです。
一度やっただけのお点前ならまだしも、既に2~3回は行ったにも関わらず、です。
それに対して、飲み込みの早い人は、細かい動きはまだ雑ですが、
本当に流れをさっさと覚えてしまっているので、メチャクチャスピーディー。
ドクターでも実際、そういう事なんでしょうね。
サービスの現場でもそういう事です。
大まかな接客の流れをしっかり把握して、苦手な部分をしっかりと後で埋めていく。
そうする事で、より効率の良い接客が行えるようになります。
そのためには、「自分なりの接客の流れ」をしっかりと作り上げる必要があります。
それが無い人は、100%間違い無く接客下手です。
接客の流れをしっかりと作り上げる事が出来た人ならば、
お客さんが一体何に困っているのか、何かトラブルを抱えていないか、など
そういう所に注意を向けることがたやすくなります。
なぜなら、流れがかっちりしているので、接客の技術云々に気を向けなくて良いからです。
お客さんは、流れが出来た接客を最も喜ばれます。
続きは次回で…