■サービスの品質管理 | 小早川護 公式ブログ(更新休止中)

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みなさんはSQCと言う言葉をご存じでしょうか?


QCサークルと言う言葉なら聞いた事があるかもしれませんね。


QCサークルとは、Quality Control Circleの略で、つまり品質管理サークルを意味します。


品質管理をするための平均5~10名程度のサークル活動を各部署で立ち上げ、


どうすれば更なる高品質な製品製造が出来るのか、


どうすれば更に働きがいのある職場に変えられるのか、


どうすれば今まで以上に働きやすい環境を整えることが出来るのか、


等といった事を、従業員の意志で考えます。




しかもそのサークル活動は経営者によってはコントロールされず、


あくまでもそのサークルのリーダーが意志決定を行い、


従業員の自発的参加を促します。




SQCはQCサークルを深化させた、サービスQCを意味します。


製造業などでSQCサークル活動が頻繁に行われていたそうですが、


現在のサービス業でSQCサークル活動を行う企業は極めて少数派です。




少数になってしまうのは、店舗が細分化され、


経費削減を理由にして店舗の従業員数が激減してしまい、


SQCを行う時間的余裕を失ってしまった事が最大の原因と考えられます。


もしくは、零細企業の場合、そもそもオーナーがSQCやQCの存在を知らず、


もしくはオーナーの発言権があまりに大きすぎて、


QCサークルを立ち上げてもその効果が生まれにくい、と言うケースが大半を占めます。


まあ、そんな状態だからいつまで経っても零細なんですが。




SQCの導入は、接客だけではなく、様々なお客さんへのサービスをレベルアップさせ、


お客さんの満足を向上させる大きな要因になります。




小売の世界において、接客力のレベルアップは即ちセット売りの効率向上と捉えるケースが多いようです。


確かにそれは一理あるのですが、それだけに終始してしまうと、単なる物売り。


単なる物売りからは、お客さんは物を買いません。


スーパー販売員は、往々にして単なる物売りではなく、


本当の意味で接客と言う言葉の意味を噛み締めています。




サービスとは何か、接客とは何のために行っているのか。


それを従業員同士で話し合い、考え、創造し、


そして自らの力で職場環境に良い変化を与えていく事。


これもまた、会社から期待された仕事の内です。




企業が従業員に給料を払うのは、店頭に8時間立って欲しいからではありません。


サービス残業して欲しいからではありません。


創造的な仕事を行って欲しいのです。


8時間立っているから、自動的に給料が落ちてくるのは、これはあくまでも


労働基準法が企業にそうさせているに過ぎません。




SQCを含め、顧客満足や顧客価値を第一に物を考える現場は、


確実にどの企業でも活気づいています。


そういう意味で、サービス業は他の業種に大きく後れを取っている、と言えるでしょう。


サービス業なのに、サービスの品質管理が行えない。


サービスの品質はマニュアルによって規定されていると思い込んでいる。


その時点で、サービス業失格です。




あなたの給与の額を決めるのは、人事部ではありません。


あなた自身の行動です。


あなた自身が創造的な仕事を出来ていれば、自動的に給与は上がっているはずです。


創造的な仕事が出来ない人に対して支払われる給与は、会社にとっては本来無駄金です。




仕事に創造性を持たせてみましょう。


そのためにも、SQCサークルを立ち上げてみてはいかがでしょうか。