■カザフ7日目 | 小早川護 公式ブログ(更新休止中)

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いよいよカザフスタンも最終日。

この日はそれまでに勉強した事の総まとめや反省会を行い、

その上で私の伝えようとしていた事を体現するために

お茶会を行いました。


反省会で皆が口を揃えていたのは、

「日本のもてなしと言う言葉を聞いたことはあったが、一体どのような事かがわからなかった。

今回のゼミナールではじめてその意味がハッキリ分かり、自分たちがお店で何をしなくてはいけないのかが

本当に良く解った」

と言う事でした。


それと、

「接客や店舗でのAIDMAの活用法やお客への対応の仕方、なぜホスピタリティでは不十分なのか、

売込みをするときのコツなどが全てよく理解出来た。今後是非実践していきたい」

とも全員が言ってくれました。


非常に有り難い話です。

今回最も困難が予測された、「異文化圏にもてなし文化」を伝えると言う課題が見事にクリアされたのが

本当に嬉しかったです。

学術研究をしただけの甲斐がありました。

一般的な企業内研究では、これは中々達成できない事だと思います。

大学院に通った成果が出たのだろう、と思っています。


今回テーブル研修の場所として使わせて頂いたのは、JAICAの施設でした。

どうやら前の所長の奥さんがお茶をされていたらしく、平点前に使う道具が全部残っていたために

結局、予定していた盆略点前は中止、普通の薄茶点前をすることにしました。


接客博士、小早川の接客研究所-お茶会inカザフ


日本文化デーと異なり、本当に一人一人のために真剣に点てるお茶。

美味しく点てられたかどうかは解りませんが、少なくともみんなとても満足してくれました。


特に満足されていたのが、意外にもクライアントさん。

「日本でもなかなか体験出来ない事だった。今回先生が研修で言うてはった事が、全部つじつまが合った」

と大喜びして下さって、これには私もさすがに喜びを隠せませんでしたね(笑)


研修の成果が出始めるのはこれからの話しですが、

少なくとも現時点では「良い仕事が出来た」と言う確信を持つ事は出来ました。



ホテルは朝のうちにチェックアウトを済ませていたので、

一旦お店に戻って飛行機の時間待ち。


とは言え、飛行機が発つのは夜の11時半の予定なので

最後のOJTと思って、出来る範囲の指導を行いました。

ところが、通訳者の方がビジネスで出ておられたので、

結局指導は全て英語。

外国語で色々教えるのって、本当に難しいですね(^^;


ちなみに仕事の都合で一人欠けてしまいましたが、

お店の皆さんと記念写真♪


接客博士、小早川の接客研究所-記念写真


カザフの思い出に貴重な一枚でした。


通訳の方も戻ってこられ、いよいよお店に別れを告げました。

その日の晩はアルマティ市内でもかなり良いお店に連れて行って頂けました。

通訳の方もお気に入りらしく、色々注文しまくりましたが、どれを取っても美味い!


接客博士、小早川の接客研究所-シシカバブ


その中でも特に感動した、シシカバブです。

肉は赤身なのに柔らかくてジューシー!

横に付けてあるソースもバツグンに美味い。

さすがは肉消費量がハンパ無いだけの事はあります。


以前聞いたジョーク。

「カザフ人は、世界で二番目に肉を消費するんだ。」

「へぇ。じゃあ一番は?」

「決まってるじゃないか、オオカミだよ。」


それぐらいカザフは肉料理の国でした。

どの肉を食べても、本当に美味しい。

日本では魚や野菜の調理方法が非常に確立されていますが、

カザフは肉の調理方法が素晴らしく発展しています。


調理方法だけでなく、素材が素晴らしいのもまたカザフ。

ベースになるお肉は、先ほども書きましたが、赤身なのにジューシー。

しっかり中まで焼き上げているにも関わらず、とても柔らかいお肉。

日本の肉ではこうは行きません。


日本で最高級とよく言われているのは、神戸牛に代表される霜降り肉ですが、

正直カザフに行って、肉の常識が変わりました。

ハッキリ言います。

私は本当の肉料理の価値を解っていませんでした。


私もさんざん但馬牛や神戸牛、松阪肉などを食べてきましたが、霜降りじゃないと美味しくない、

と言うのは肉食文化がわずか100年程度の日本だからこその話し。

本当に幾千年にわたり肉料理を作り続けてきたカザフ人達に比べると、

日本はまだまだ肉食後進国だな、と思います。


それぐらい美味かったカザフ料理、また食いに行きたいです。


さて、空港に着きました。

チケッティングの際、きっと引っかかるだろうな、と思っていた事が一つだけあります。

それが何かと言うと、荷物の重量。


案の定、規定よりかなりオーバーしていました。

ヤバい、と思ったので、グランドホステスに・・・


「眠そうだけど、大丈夫?仕事、疲れてるんじゃない?」

と話しかけました。

横にいた警備員にも、

「いつもご苦労様、あんた達のお陰で良いフライトが出来るんだよ」

と話しかけ、とにかくご機嫌を取りまくる。


すると、荷物の重量が大分オーバーしていたにも関わらず、一発スルー(笑)

やはり無愛想にしているより、愛想良くしている方が受け入れられるんですね~。


ところで、空港で他の人を待っている最中に気がついた事。

それは、空港の警備をしている軍人の制服・・・と言うか制帽です。

良く見ると・・・と言うか、良く見なくても・・・


接客博士、小早川の接客研究所-警備員1


帽子のつばがデカい!

接客博士、小早川の接客研究所-警備員2

頭の大きさに対して、二倍はあろうかと言うデカさ!

思わず「カッコイイ・・・」と写真を撮ってしまいました。


ですが、セキュリティの問題上、空港内の写真を撮るのは御法度。

案の定、この写真モデルになったお兄さんに怒られてしまいました(笑)


それにしても、あの帽子、欲しいなぁ・・・

ちなみに、ある人の話によると、制服一式を頼み込んで数万円で購入した強者もいたそうです。



そんなこんなで無事帰国。

今回の仕事が本当の意味で成功だったかどうかは、まだまだこれからだと思います。

それでも、少なくとも異文化圏に日本の接客文化を持ち込み

それを教育すると言う、前代未聞の仕事は、今の段階では成功に終ったのではないでしょうか。


海外で本当の意味で通用する研修、それをレベルアップさせるための挑戦は

これからも続きます。

海外の現地人に対する接客教育でお悩みの事業者様は、

是非とも弊社(0797-25-2052)までお問い合せ下さい。


ちなみに今回のクライアント企業は、東証一部上場企業でした(笑)