カザフの6日目。
実はこの日まで、OJTになかなか身が入らない、ある事情があったのです。
それが何かと言うと・・・
順を追って説明すると、昨年の12月にオープンしたこのお店。
2回目の納品、こと日本からのコンテナが到着するのが、
本来であれば研修初日か2日目ぐらいの予定だったんです。
それがまぁ色々ありまして、結局なかなか納品されない。
その対策を練る為に通訳さんが必要になってしまい、
結局通訳さんがそっちの仕事に専念される事も多く、
なかなかOJTらしいOJTにはなりづらかったんです。
でもまぁ、私もある程度英語は話せるのと、
店員さんの中には英語がある程度話せる人もいたので
何とかそれでコミュニケーションをとりながら
出来る限りのことはやっていました。
OFF-JTについては全く問題無く進んでいたのですが
やはりOJTでも通訳の存在は本当に大きいですね~。
この日のOFF-JTではPOPの書き方やそのコツを指導しました。
実際に私が日本でいくつか撮影してきた写真を見ながら
受講生の皆さんにPOPを書いて貰いました。
お店のOJTでも同じようにPOPをいくつか書いて貰いましたが・・・
やはりお店に帰ると通訳さんも他の通訳でバタバタ。
とは言え、それまで商品名すら書かずに値段だけを大きく書いていたPOPとは異なり、
下手ながらも装飾を施したり値段の書き方にも色合いで変化をつけたり、
商品の特徴を書き出してみたり。。。
彼女らなりの工夫が見て取れるようになりました。
この日は実は、カメラをホテルから持って出るのを忘れていたために
動画すら撮影出来ずに終ってしまったのですが・・・
晩ご飯は和食レストランの「カブト」に行きました。
日本人女性オーナーのこのお店、どうやら寛平ちゃんのアースマラソンで
寛平ちゃんが立ち寄ったらしく、記念写真も置いてありました(笑)
ところで、この日の昼にお土産を買いに行こうと、
お店の近所にある「ツム」と言うショッピングセンターに足を運びました。
そこで、ある異様な光景を目にしました。
何かと言うと・・・
携帯電話売場のもの凄い活気です。
携帯電話売場は全てカウンター式になっており、カウンターの内側からセールスをするわけですが、
そのカウンター内の販売員の多いこと多いこと。
30~40ぐらいの販売員が狭いカウンター内にひしめきあっていました(笑)
後で聞いてみると、彼らは完全歩合で働いているから、必死になって営業しているとのこと。
カザフスタン社会の中でも最も低層階級に位置する人々だそうです。
まあ確かに、日本でももし階級社会が残っていたとすれば、
販売員や飲食店の店員というのは低層階級に位置させられていたでしょう。
実際に過去は士農工商制度でそうだったわけですし、
世界各国を見ても同じ傾向があります。
私の仕事は販売員や飲食店接客者の、社会的地位の向上。
低層階級の中に生きる人々を少しでも上層に引き上げ、少しでも所得を向上させること。
カザフの携帯販売員達のように、自らの収入だけの為に必死になる人々を作るのではなく
社会全体に笑顔を広める為に努力出来る販売員や接客者を育てる事こそが
私の使命だ、と考えています。
彼らを見て、改めてそれを強く感じました。