S-1サーバーグランプリ、勝利と敗北 | 小早川護 公式ブログ(更新休止中)

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今日(8日)はS-1サーバーグランプリの全国大会in中野サンプラザでした。


私は大学院の卒業式だった為、どうしても行く事が出来ず、

大学院の友人達と食事をしながら、結果報告を待つことにしました。


夕方6時18分、出場者のサーバーからTEL。

ワクワクしながら順位を聞いてみると、

「3位でした~!」


素晴らしい!

居酒屋のようにお客と接する機会の多い業態とは違い、

彼女はお客と接する機会の少ないカフェ業態。


そのカフェ業態が、見事全国3位なのです!


全国には飲食店従事者が388万人雇用されていますが、

388万人中3位!

スゴイ成績です。


自分の教え子がこのような素晴らしい成績を取ってくれたのは

本当に嬉しい限り。

これからの励みにもなります。



ところで、励みと同時に、強烈な敗北感にも襲われました。

3位は素晴らしい成績ですが、1位ではないんです。

私は「審査員や審査基準がしっかりさえしていれば、確実に優勝する」と踏んでいたのですが

結果は3位。


現地に行ったわけでは無いので核心を突いた事は言えませんが、

結果から推察するに、やはり審査基準が「多分こうだろう」と言う程度でしか準備されていないのだ、

そして接客を専門的に教育する人が審査員にはなっていなかったのだ、

と言う事が判ります。


なぜなら・・・

私が彼女に教えたのは、あらゆる業種・業態に共通する

「最も喜ばれる接客」

だったからです。


指先の揃い方、姿勢、ソーサーの出し方、言葉遣い、質問話法、共感形成法・・・

様々なテクニックを徹底的に叩き込み、送り出した筈でした。


デモンストレーション審査については、その台本を私が直接執筆しました。

鬱を持った客が、彼女の笑顔と話力で徐々にほぐれ、最後には笑顔で帰って行くと言うストーリー。


正に、「接客かくあるべき」と言う、あらゆる接客の基準になる台本を書いたのですが、

それでも勝てませんでした。

優勝出来ませんでした。


本当に悔しい限りです。


優勝者の接客デモンストレーションを、この目でしっかりと見てみたかった。



正直、私の言う理想の接客とは、冗談抜きに理想的な接客です。

学術的な研究に基づいて構築された理論をベースにしているので

「私がこう思う」「私はこうだった」

と言うような低次元のものではありません。

それが結果として3位だったと言うのは、本当に審査基準に対する疑問が強まります。


ただ、それでも目が肥えていない人の審査で3位に入れたのは、

居酒屋業態を見事に出し抜いた結果ですし、素晴らしい結果。


U-Streamで彼女のデモを見ましたが、出来は80点。

それで3位入賞はスゴイ結果を出せた、と喜ぶ反面、

やはり私が何としても行くべきだったのでは、と言う後悔も生まれます。


オープニングのパワーポイントによるプレゼンテーションも、

私が作るべきだった、と言う後悔も生まれます。


デモンストレーションの内容自体は問題無かったようですが、

もっとみっちり指導をすべきだった、と言う後悔も生まれます。


そして、何と言っても即興力が求められる規定審査のトレーニングを

もっとしっかりやってあげるべきだった、それがどうしても出来ない状況だった、

それでも何とか言い訳してやってしまえば良かった、と言う後悔も生まれます。


後悔先に立たずと言いますが、後悔と言う言葉と反省と言う言葉はリンクしていると思っています。

この後悔をバネに、来年は本当に優勝出来る人材を育成したい、と真剣に思います。


そして、S-1サーバーグランプリ自体の審査基準や審査員の選出法について

しっかりと助言をして行きたい、と思います。



接客に答えはあっても終わりはありません。

私の接客指導は、11日に出発するカザフスタン研修で更にレベルアップして帰ってきます。


最後になりましたが、今回多くのサーバーをS-1にエントリーさせて下さり、

そして優勝目指した熱いサポートをして下さったUFSさん、

一致団結して彼女を3位に押し上げたNPO法人繁盛店の道 関西支部の皆さん、

長い間お疲れ様でした。

そして、これからも宜しくお願いします。





P..S.

ちなみに大学院は、首席卒業+論文最高位ダブルゲットで卒業させて頂きました。