ぞうと国際問題 | AIM の世界セイハ日記 Back in California

ぞうと国際問題

エイムの世界セイハ日記-elephant


晴天の日、動物園へN君ファミリーと行ってきました。エイムは普段、朝起きるのが遅いので、N君家族とはすれ違いなのですが、一緒にアクティビティーをすることになった日は、お父さん以外、みんなで一揆にバスルームにたかり、メイクにヘアーとぎゅうぎゅう詰めで、ちょっとした戦場状態です、、、。

さてさて、なぜ動物園に行ったかというと、ロンドンの建築家、ノーマン・フォスターが新しく建てたという象の小屋を見てみたかったからです。行ってみたら、思った以上にエレファントハウスはImpressiveでした。人々の歩くコース、小さなギャラリー、象が実際にいるエリアが交互に組み合わされ、とても上手にデザインされておりました。象も開放的に遊べるスペースがたくさんにあり、幸せそうです。


トピックチェンジ、国際問題、、、。

話は変わりますが、ごく最近、デンマーク人の奥様をお持ちの日本人男性のブログを拝見させていただきました。次から次へと、デンマークやデンマークの人々に対する非難が書いてあり、ちょっと悲しくなりました。エイムはまだ数週間ほどしかこちらに住んでいないせいか、みなさんとても温かい方ばかりで嫌な思いをしたことがありません。

外国人男性は女性よりも偏見を持たれやすいのと、他国でのソーシャルネットワークに入ることが難しいというのはなんとなくわかります。デンマーク人は冷たく、閉鎖的と書いてありました。外国に住み、言語が自由に使えないと苦労はします。

長い間海外に住み、いろいろな文化に触れてきた私は、幸せかどうかを判断するとき、場所ではないと思うようになりました。どの世界のどの環境にいても、良いことと悪いことが同時に存在しています。極端に嫌ったり、執着したりするのは視野が狭くなっている証拠です。海外に住むという、視野を広められるせっかくのチャンスに、いくつかの苦い経験から、国全体ひっくるめて否定的になってしまうのは、残念なことです。

日本にいても、悪いことは起こる、嫌な人だっている。海外でも同じ。デンマーク人だからどうのこうのではなく、その人だから合わないと思ったほうが良いと思います。バックグラウンドが違う人が多い中で仲良くなってくれる人を探すのは大変かもしれません。でも、頭から敵と思わず、自分からその壁を崩しに行く努力は大事です。自分をリスペクトしてくれて、自分が相手に抱くものと同じくらいの信頼感を返してくれる人を大事にし、付き合っていくことがいいのではないでしょうか、、、。

へへへ、なんてね。ちょっとえらそうでごめんなさい。でも国際問題にはこれからも触れていきたいと思います。