中島みゆきさんの「時代」の中に、以下の言葉があります
♪ 今日は倒れた旅人達も、生まれ変わって歩き出すよ~
私は若い頃、「自分の過去世なんか、どうでも良い」と思っていました。
そして、「この人生を精一杯生きれば良い」と考えていました。
娘が中学生の時、自分が両親を選んで生まれてきたことを話してくれました。
それはとてもリアルな話でした。
国内外を問わず旅をすると、懐かしさを感じる場所があります。
その場所にいると白昼夢のように、頭の中で現状とは異なる場面が映画のように流れます。
その白昼夢の中で、友達や親戚の人達が、姿が違うのに誰だか分かるのです。
誰かに話したところで、その白昼夢は空想で良いと思いました。
ところが、ホテルに帰ってぼーっとしていたり、日常生活の中で、
その白昼夢の前後のストーリーから、そのときの人生の所々の場面が浮かび上がってきて、
そこに関係していた人達との縁が明らかになるのでした。
過去世では親子だったのに、今世では逆だったり
一緒に仕事をしていた仲間が、同じ地域で生まれて、また出会ったり
しかも、何度も生まれ変わりながら、何度も会っている縁の深い関係の人もいます。
初対面なのに、懐かしさを感じる人もいます。
そういう人と話していると、過去世の場面が次々と思い出されることもあります。
それは事実として確認が取れないことばかりです。
話を出すと嫌がられることもあるので、そんな話をすることはめったにありません。
ただ、家族になった人や友達は、過去世で縁のあった人であることは私の中では真実です。
「親が勝手に自分を生んだ」と思っている人もいるでしょうけど、
実際は、自分で両親を選んで生まれてきているのです。
生まれる直前の記憶や、過去世の記憶があれば、既に学習している内容がたくさんあるのです。
全ての人が過去世の記憶を思い出せたら、世界は平和になると思います。
それは、過去にやっていただいたことや、傷つけてしまったことを思い出せることで、現在の人間関係も変わるからです。
最近まで僕には2000年ぐらい前までの過去世の記憶があったのですが、
ある人と出会ってお話を聞いた事で、少しずつそれ以前の記憶が思い出されてきました。
それは、この地球に来る前の話です。

