先日の記事でビッグデータに関する本を紹介しましたが、GREEが事例で載っていました。
今後のゲーム開発において、これまでのクリエイター起点のゲーム作りではなく、顧客起点のゲーム作りに移行するためにビッグデータを活用していくとのことです。
下記のニュースもITライクですが、その戦略を実現する施策と言えるでしょう。
グローバル「GREE Platform」、ログデータ解析で Oracle を導入
http://japan.internet.com/webtech/20120214/4.html
日本オラクルは2012年2月14日、グリーが、2012年第2四半期に開始するグローバルプラットフォーム「GREE Platform」のログデータ解析システムに、ユニファイドストレージ製品「Sun ZFS Storage 7420 Appliance」を中核とした Oracle 製品を導入した、と発表した。
グリーでは2012年4~6月の第2四半期に、日本で展開する SNS「GREE」と、スマートフォン向けソーシャルゲーム、各種ソーシャルメディアサービスなどを統合する予定で、約1.9億のユーザーが利用するグローバルな「GREE Platform」の構築を進めている。
またグリーは、アクセス数やサービス利用状況を自社開発の解析アプリケーションで解析、各担当者向けにレポートを作成しているが、毎日収集するログデータ容量は TB クラスに及ぶ。
グローバルプラットフォーム GREE Platform でのログデータの急増に備え、解析システムを刷新するが、刷新にあたり、解析用サーバーとログデータ格納用の外部ストレージを分け、個別に拡張する方法を採用した。また、サーバーと外部ストレージ間の高速、広帯域アクセス性能も要件に挙げられた。
日本オラクルはこれらの要件に対し、サーバーとストレージ間を広帯域で接続する InfiniBand に対応する Sun ZFS Storage 7420 Appliance の最大構成(物理容量 1PB 超)と、解析用サーバーに「Oracle Solaris」最新版「Oracle Solaris 11」搭載の「Sun Fire X4170 M2」を提案、2011年11月に採用された。