この日は一生忘れることはない。
一年のうちに何回か黙祷することがあるが、今日の黙祷は一番心が痛む。
14時46分、全国で祈りが、黙祷が捧げられた。
昼間から各局のテレビで特集を組んでいたが、復興は道半ば。
10年という節目などない。単なる「通過点」だと言うことを思い知らされた。
震災後にほんの少し家の修理をしただけで、その後の国からの支援をもらえないで
困窮しているご高齢の方の取材があった。
菅総理は「全力で復興を支援していく」と式辞で言っていたが、
全力で支援していくなら、こういう不公平な現状をもっと把握してほしい。
コロナ対策と並行して、被災地の皆さんや未だ全国に避難している
4万人を超える人たちに、もっと目を向けてほしい。