君の喉の奥から

幾多もの物事に浸らせた声が

空間の隅々を埋めていく


想いを言葉とメロディーにして

伝えようとしている君


時には自らの心に

翻弄されるように


いや

敢えて挑むかのように

太いストレートな声で歌うと

ドラムの魂の揺さぶりと

アルペジオの煌めき

そして重厚なベース音が

彼がどこへ行こうとも

決して離れる事なく

さらなる奥行きを見せてくれる



どこに行こうとも

決して離れる事のない

四人が奏でる音は

幾重にも重ねた唄の中で

今宵の為に集まった

私たちと彼らを

時空を超えると言う

一台のプロペラ機に乗せ

瞬く間に時を超えていく


そこから生まれた今が

希望と絶望の

メビウスのような日々に

踏みだす勇気をくれる


君の唄や言葉を

宇宙を飛ぶ羽根のように

心に飛ばしてドアを開ける


ありがとう

行ってきます





2024/04/17 PM6:30

ゼビオアリーナ仙台に

ホームシック衛星

着陸


PM8:45

有明アリーナを目指し

離陸せし