決別

最近、最も悔い改めさせられた文章。

「中国の経済成長はいずれ停滞する。
それは不可避である。
これまで右肩上がりの経済成長を永遠に続けた国は存在しない以上、中国の成長もいずれ止まる。
その成長をブロックする主因は、知的イノベーションの重要性を見誤ったことにある。
中国の危機は著作権についての施策において予兆的に示されている。
ご存じのようにかの国においては他国民の著作物の海賊版が市場に流通しており、コピーライトに対する遵法意識はきわめて低い。
それによって、現在のところ中国国民は廉価で、クオリティの高い作品を享受できている。
国際的な協定を守らないことによって、短期的には中国は利益を得ている。
けれども、この協定違反による短期的な利益確保は、長期的には大きな国家的損失をもたらすことになると私は思う。
それはオリジネイターに対する敬意は不要という考え方が中国国民に根付いてしまったからである。
誰が創造したものであろうと、それを享受する側はオリジネイターに対して感謝する必要も対価を支払う必要もない。
国民の多くがそういう考え方をする社会ではオリジナルなアイディアをもつことそれ自体の動機づけが損なわれる。
これは論理的には当然のことである。
新しいものを人に先んじて発明発見した場合でも、それはエピゴーネンや剽窃者によってたちまちむさぼり食われ、何の報償も与えられない。それがふつうという社会においては、オリジナルなアイディアを生みだし、育てようという意欲そのものが枯死する。
みんなが誰かのオリジナルの出現を待つだけで、身銭を切ってオリジナルを創り出すことを怠るような社会は、いずれ「そこにゆかなければ『ほんもの』に出会えないものが何もない」社会になる。
オリジネイターに対する敬意を持たない社会では、学術的にも芸術的にも、その語の厳密な意味におけるイノベーションは起こらない。
イノヴェーティヴな人々はもちろんどこでも生まれるけれど、彼らは中国にいてもしかたがないと考えるだろう。
オリジナリティに対する十分な敬意と報酬が約束される社会に彼らは出て行ってしまう。
中国は欧米先進国のテクノロジー水準にキャッチアップする過程で、緊急避難的にオリジネイターに対する敬意を不要とみなした。
そのことは緊急避難的には合理的な選択だったかもしれない。
けれども、それは社会生活の質がある程度のレベルに達したところで公的に放棄されなければならない過渡的施策であった。
中国政府はこの過渡的施策を公式に放棄し、人間の創造性に対する敬意を改めて表する機会を適切にとらえるべきだったと思う。
けれども、中国政府はすでにそのタイミングを逸したようである。
創造的才能を食い物にするのは共同体にとって長期的にどれほど致命的な不利益をもたらすことになるかについて、中国政府は評価を誤ったと私は思う」。

AFTER HOURSの編集長・大漉さんの日記で引用されていた内田樹の日記の文章。
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夏。

時間を見つけて加筆しました。




8/1(Sun) Fuji Rock Festival'10


深緑:Green Stage   黒:White Stage 紫:Field of Heaven  

橙:Orange Court 緑:Gypsy Avalon

Red Marqueeは行ってまセーン。




 フェス飯ばっか食ってビールばっか飲んでました。

食って食って飲んで飲んで、休暇のようなフェスでした(休暇だっつーの)



■■■ASIAN KUNG-FU GENERATION■■■

シャトルバス待ちに1時間かけ、山道に40分。

終わりの3曲ほどしか聴けなかったデス。

でも、とにかく「見た」という事実も重要、か?


■■■Matt & Kim■■■

フェスに来たというより、ハイキングに来た気分だ、と思っているところで

めちゃめちゃ楽しい音楽に出会えたら、踊るでしょ。

めちゃめちゃ楽しかった。


■■■阿部芙蓉美■■■

えらくジプシー・アヴァロンに似合う人がいるなあ、と感心してたら全部聴いてた。

結構好みの囁き声デス。


■■■Mountain Mocha Kirimanjaro■■■

"Got to be real"のワンフレーズが流れて、

何と言うか、「俺は恵まれているなあ」と感動した。


■■■Riddim Saunter■■■

ストリングスが準備していたので、何だろう、俺の琴線に触れるロマニーだろうか、と思ってたら

全然違う幸福そうな元気の良いバンドでした。

■■■BOOM BOOM SATELLITES■■■

意外なほどショーマンシップを感じて、(知らないけど)B'zみたいだなあ、かっこいいなあ、

高校生の頃にでも観てたらこのまま山から下りてフライングVを求めに行きそうだ、

なんてことはまさか思わなかったですよ。


■■■Atoms For Peace■■■

私は何を訊いても「レッチリ!レッチリ!」言う人たちが苦手で、

特に「フリー!フリー!」と言うベーシストは漏れなく仲良くなった試しは無いのですが

そんな人間でもフリーの音は1音聴いただけで「ああ、レッチリだ」と気づくベースでした。

mixiのニュースか何かで読んだのですが、最近のバンドをやりたい人たちの人気のパートは

1位:ベース 2位:ボーカル 3位:ドラム 4位:ギター なんだそうですね。

一部でテン年代という言葉が使われていて、

そんな時代の潮流もあり、私は勝手にテン年代の音楽は、

ギターレスとまでもいかないもののそんな感じで進んでいくんじゃないかと思っていて

やはりそんな音楽に先鞭をつけるのはトム・ヨークなんだなあ、としみじみしたのですが

じゃあドラム3人ベース2人から始まったtortoiseは何なんだと言われれば

よくわかりません、すいません。




8/7(Sat) 8(Sun) Summer Sonic 2010


深緑:Mountain Stage   黄:Sonic Stage   赤:Dance Stage    

茶:Beach Stage 水色:Island Stage   黒:その他

Marine StageRiverSideGardenは行ってまセーン。



8/7はだいたい浜辺の日。



■■■たむらぱん■■■

まさかのたむらぱんスタートの俺のサマソニ。



■■■クラムボン■■■

当然のように"波よせて"スタート。

ギターパートが打ち込みで鳴ってて、

「ちょっと!俺たちも捨てたもんじゃないんじゃない!?」と不遜なことを考えてしまった(集中しろ)


■■■Girls■■■

一瞬聴いて「フレーミングリップスみたいだね」とa-haへ。


■■■A-HA■■■

めちゃ盛り上がってた。

隣のushiさんも盛り上がってた。


■■■Tahiti 80■■■

「つギのキョクは、"ハートビート"デす」

このMCはしばらく真似する確信がある。


■■■The Smashing Pumpkins■■■

"bullet with butterfly wings"で僕のヒューズが1本切れた。

"today"も"tonight,tonight"も、まさかの"1979"も全部やった(でも泣かなかったのよね)

ベーシストに(やっぱり)美人を選ぶ相変わらずさに安心感すら覚える。

残り2本。


■■■Pavement■■■

"cut your hair"でもう1本ヒューズが切れた。

残り1本。


■■■ATARI TEENAGE RIOT■■■

終電までの時間つぶし、と思いきや

終電諦めようか、と考えた。



8/8はほぼメッセ側の日。



■■■サカナクション■■■

ソニックステージが埋まっていました。

まさかここまでの人気とは思わなんだ。

上記の「テン年代」理論に則ると

この人たちは間違いなくギターを別の楽器に持ち替えることを躊躇しないだろうな、という想像。

今、一番脂の乗っているバンドの勢いってのはやっぱり凄いですよ。

そしてやっぱりベーシストは女性に限りますよ。


■■■androp■■■

たぶん、その勝手な理論に則れば、何というか。
すみません、言えません。
「何で入ったん?」とushiさんに尋ねたならば
「andymoriと間違えた」とのアンサー。
その後数分間キマイラ談義に花を咲かせました。


■■■Surfer Blood■■■

「あーら奥さん、joy divisionのTシャツじゃないの!」
「あらホント! ・・・でもsurfer bloodって書いてあるわ!」
「何かしら、、気になるわね」
っていう茶番がありました。
ソニックステージに外れ無いっすねー

■■■Bigelf■■■

冷やかしにマウンテンのひんやりした床に寝転がって足の痛みを和らげていたのですが、
そんなことをしている場合か!と気づき再びソニックへ。


■■■Fanfarlo■■■

結局スマパンでは泣かなかったんですけど、この人たちで泣きました。

マウンテンでダラダラしなくて良かったです。

ベストアクト。


■■■The Drums■■■

「動きが気持ち悪いですよ」とQOF(クイーンオブフェスティバル)から聞いてたので興味津々。

ほんとに気持ち悪かったです。

音は、あんまり興味ないかな。。


■■■EVERYTHING EVERYTHING■■■

ushiさんがポツリと呟いた「何かゲイっぽいな」という感想で、全部忘れてしまいました。

pet shop boysみたいだったからかも。


■■■Blood Red Shoes■■■

最後のヒューズが切れました。

今回のサマソニで個人名を叫ぶ機会が2回あったのですが(1回はビリー)

もう1回は「ローラ!」でした。

寝間着みたいなでかいレッド・ツェペリンのTシャツを着た姿が可愛くて可愛くて。


■■■Die Antwoord■■■

ダンスってのは下半身よ。


■■■Jonsi■■■

「見ないかもなあ」と思ってたけど、見た。

想像以上に良かった。


■■■ATARI TEENAGE RIOT■■■

切れたヒューズを全部ハンダゴテでつなぎ直して、

汗だくになったWARのTシャツを、ATRのロゴTに替えて、

いざ地雷原に。

即座にヒューズは全部切れ、上から下まで全身汗でおじゃん。



■■■Pixies■■■

去年のVaselines後のTeenage Fanclubと全く同じ流れ。

抜け殻ながら、"Debaser"が聴けただけでも良しとします。



8/9(Mon) Black Rebel Motorcycle Club @ Liquidroom

最高でしたよ。

ビールが何杯でもすすむ。

一目見てこいつとは絶対友達になれると確信したやつと10年経ってようやく話せて

やっぱり友達になれた気分。

今、聴いて酒飲んでたらBlankyを聴きたくなって聴き始めたら止まらなくなって堪らず加筆。

QOFの「俺らのフェスは終わってない」という余りに甘く強い惹句は永遠に私の体に刻まれるでしょう。





あれから3週間経ちますが、まだ私のヒューズは切れたままで

ずっと、ハンバートハンバートを聴いています(あとは全部BRMC)

"枯れ枝"とか沁みてたまらんです。

9/15のゲスト出演するライブに行ってヒューズの修復を図ろうとしている。


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もう当日

有朋自遠方来 不亦楽

ここ数日はSpartaと「Zeitgeist」しか聴いていません。
"That's the way"がとんでもなく良い曲だと知って、
これやられたら多分泣くな、と思っているんですが
"tonight,tonight"だろうが"today"だろうが"1979"だろうが"Stumbleine"だろうが"Daydream"だろうが
何やられても多分泣くと思っています。
でももし叶うなら"Mayonaise"やられたらもうどうしようもなく泣くのは目に見えてる。

遠方から来た友は長旅の疲れもあり飲み過ぎて寝ました。

1年前と何も変わっていない自分にも、取り巻く環境にも驚きを禁じ得ない。
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