タイトルは、最近読み始めたこちらの本の一節。
先天性無痛症(CIPA)、という病気があり、
生まれてこのかた痛みを感じたことがない人がいるという。
一瞬、羨ましいと思ってしまいそうになりますが
この病を持つ人は痛みを感じることができないために
身体からのSOSに気づけないでいます。
踵を骨折しても、それに気がつけないので、
丸2日走り回ってやっと両親が異変に気づくという。
こんな感じなので、「見て」初めて自分の異変に気づくために、
毎日全身チエックをする必要があり
また、熱が上がっても気が付かない。
内臓系になるととりわけ深刻になるようで、
本人が気が付かないうちに亡くなってしまうこともあるようです。
そう考えるとさ、
歯が痛いとか、
腰が痛いとか、
目が乾くとか。
感じられることって当たり前のようで当たり前ではなく
ありがたいことなんだなーと。
痛みを感じれるということは
身体からのSOSを感じれるということ。
そしてそれは、なるたけ、根本対応したいね。
痛みを感じないように蓋をしてしまったままでは、
「いつの間にか」
エラいことになってそうな気がする。
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