ニュースでは、昨日から北海道は大荒れなので要注意と報道されていますが、

ここ札幌は意外とそんなでもないんです。

義父が言うことには、「手稲山」という札幌中心部から西方向にある

標高1000メートルくらいの山に守られているからだそうで・・・

ありがたいことです

 

そんな中、昨日は今年のフルートレッスンの締めくくりでもある発表会が行われました。

会場は毎年恒例になりつつある「渡辺淳一文学館」。

今年もお世話になります

 

会場に向かうこの道をてくてく歩いていると

「今年もいよいよ終わるんだなあ・・・」としみじみしてしまいます。

 

左には「コンサートホールkitara」。

 その向かい側にある「渡辺淳一文学館」。

 

文学館の中は渡辺淳一氏の書物が本棚いっぱいに並べられていて

対面する大きな窓から、さらっと雪が積もった大きなもみの木が見えます。

こんなステキな場所にホールがあるなんて・・・

 

今年の選曲はフォーレの「パヴァーヌOp 50」。

フルートの三重奏で、テンポのゆったりした静かな曲です。

それだけに強弱のバランスや表現、音程が難しく・・・

やればやるほど奥深い曲でした。

 

今回いつも1st担当をして下さる方が、娘さんの結婚式で出演できず

「披露宴までの空き時間に留め袖着て出て~」とマジで頼みましたが

さすがに断られました(当たり前)。

 

で、私が1stを担当することに。

いつもは2ndか3rdで1stの動きに寄り添いながら、ときどき美味しい場面を吹く。

ということに慣れていたので、今回はなかなか貴重な体験でした。

 

本番では無意識にテンパっていたのか・・・

出演する順番を間違えて一人で舞台に上がっちゃったり、

普段絶対間違わない所をミスったり・・・

自分としてはかなりイマイチな出来でしたが、

全体としては良かったよと先生に評価していただきました。

 

最後の先生の演奏、バルトークの「ハンガリー農民組曲」は素晴らしかった

初めて聴いたのですが、迫力もあり、なんとなく日本っぽい雰囲気もあったりして、

終始引き込まれてしまいました

 

帰る頃には湿った雪が降り積もり始めていて・・・

発表会も終わっちゃったしなぁ・・・

やっぱりちょっと寂しい気持ちになってしまいました

 

先生、今年一年楽しいレッスンをありがとうございました。

また来年もよろしくお願いします