台湾旅行で買ってきた

「酒醸桂圓麺包(リュウガンパン)」の味が忘れられず・・・

あれから、どうしたら似たようなパンを作れるかを

あれこれ模索する日々が続く。

 

ええ、わかっています。

世界一のパンに近づこうなんて百年早い。

 

でも・・・

・発酵種(中種)を使い、じっくり時間をかけて作っている。

・赤ワインの風味がある。

・燻製されたドライフルーツ(竜眼)を使っている。

・ナッツ(主にクルミ)が入っている。

・蒸気焼成である。

おおまかな項目としてこれらを押さえたら、

わりと近い雰囲気のパンができるのではないかなあ・・

 

お料理サイトをググったり、

教室で習った昔のパンのレシピを見てみたり・・・

 

そしてついに閃いたっ

2013年のサマーセミナーで受講した「アイスワインブレッド」が一番近いのではないかと。

 

アイスワインなど、入手できない材料は安価な赤ワインを煮切って使い、

ドライフルーツの燻製はさすがに諦めて、レーズンとクランベリーを前処理して。

ナッツ類もクルミとマカダミアナッツが冷蔵庫にある。

レシピ通りではないけれど、なんとか再現できそう・・・かな?

 

ちょうどsumikoさんと「coupe labo」の日なので・・・

前日になんとか発酵種を作ってみた。

よ~し、やるぞ~~

 

長い時間かけて、ようやく一次発酵が終了。

なんてきれいなうす紫色

赤ワインの香りもイイ感じ~~

 

どうせなら焼き上がりにマークも入れましょう。

ということで型紙作成。

「チューリップ」で合意

 

これを使って・・・

焼き上がるとこうなる

ネガポジ~~

超カワイイ~~

イメージ通りの焼き上がりに大満足

興奮する私の後ろで、sumikoさんが踊ってる

なんて陽気な50代。

 

そう、実は今月はsumikoさんの誕生日。

サプライズにケーキを焼いて、デコレーションしていたら・・・

あ、あれ

イチゴがなぜか1個足りない・・・

なんて私らしいツメの甘さ・・・

 

で、そこにロウソクを立てました。

おめでとう~~(バラしちゃったよ)

 

sumikoさん持参の「ホシノ酵母」で作った生地で焼いたベーグルは

もちもちしていて本当に美味しい。

私は横にスライスして、トーストして食べるのが大好きっ

 

和風ラタトゥユは根菜ゴロゴロ。

美味しかったよ~、いつもありがとう~。

 

さてさて・・

チューリップマークのスペシャルなパン、

少し冷めてから切ってみた。

食べたらふわっとワインの香り。

フィリングはもう少し多く入れても良かったかも

 

本物に比べたら、さすがにもっちり感に欠けるけど・・・

いいのいいの、私は大満足なの。

「coupe labo」ありがとう

 

その後はケーキを食べながらまったり。

 

3時頃になったら、二人して口数も少なくなり・・・

どうやら、やりきった感と騒ぎすぎで疲れたみたい。

(子どもかっ)

 

いや~、「coupe labo」楽しすぎます。

 

翌朝、スライスしてトーストしたチューリップパンを

何も言わず夫に食べさせたら・・・

「これ、台湾で買ってきたパンに似てるね」って。

 

good job