今日は中級1回目のレッスンです。
メニューは「ババ・オ・ラム」「ピタ」。
この二つは初級のパンには無かった、強力粉でない粉を混ぜたりします。
初級の配合ってだいたい決まっていて、毎回お馴染みな感じですが・・・
中級に入ったとたん、グラハム粉が混ざったり、バターがめちゃくちゃ多かったり
耐糖イーストを使ったりと・・・
生徒さんもちょっと面食らう感じかな?
いきなりグレードアップですもんね
さてさて、実はこのクラスの生徒さん、
ひとりがレーズンとシナモンが苦手で、もうひとりがお酒を飲めないとのこと
「ババ・オ・ラム」からそれらの品目は外せない。
どうしようか・・・・
カリキュラムなので実施しましたが、「ババ・オ・ラム」の配分を少し減らし
代わりに「ピタ」を2種類作る事にして対応させていただきました。
先ずは「ババ・オ・ラム」から。

「しっとりして、やわらか~い」と生徒さん。
そうなんです。バターがたっぷり入っていますからね~。

ベンチタイム無しで、すぐに型に入れて仕上げ発酵させます。
ふにゃふにゃなので少し入れ辛そう。
焼き上がり後すぐにシロップに漬けて、冷やしてから食べます。

さて、2種類の「ピタ」とは?
レシピでの配合はグラハム粉の「粗挽き」を混ぜる事になっていますが、
もう1種類にはグラハム粉の「細挽き」を混ぜました。
食感の違いが楽しめますよ
こちらは粗挽き↓
プチプチが見えます。

手前の2個が細挽き、奥が粗挽き。
見た目にはあまりよくわからないですね

空洞ができるのが特徴です。
半分に切ってサラダを詰めていただきました。
肝心の「粗」と「細」の違い・・・わかったかな?
好みもそれぞれで面白かったです。
「お楽しみメニュー」は「クリスマスケーキ」。
ブッシュ・ド・ノエルの大きな切り株版といったところでしょうか。
1枚のスポンジを焼いて・・・↓

「切り株」に変身させました
オーナメントを飾ればまさに「クリスマス」
今日はちょっとイレギュラーな事をしましたが・・・
これも個人教室だからできること。
あまり横道にはそれないですが・・・ね
出来上がった「ババ・オ・ラム」。
自分では食べられなくても、家族の方にぜひ食べてもらって下さいね。

「良いお年を~~」
という挨拶で今日はお別れしたのでした。
