第5回I DO cafeを開催しました! | 地域は子どものために、子どもは地域のために

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一般社団法人コミュニティ・4・チルドレンは、
恵まれない環境に置かれるアジアの子どもたちが、元気に笑顔で成長できる地域づくり
を応援します。

5月19日(土)
神戸自由学院にて、第5回I DO cafeを開催しました!
今回のテーマは
「学校だけちゃうんちゃうん!?~自由な学びフリースタイル」



神戸自由学院は、もともと神戸フリースクールとして、20年以上前から
不登校の子どもたちの居場所づくりを行ってきた自由な学びの場です。

まず、神戸自由学院の田辺先生や、スタッフの方、フリースクールの学生さんたちや卒業生、
保護者の方などから、フリースクールについてや体験談などお話しをお伺いしました。



初めて来た時、
「えっ!?ここが学校!?」と誰もが思う自由な空間。そして自由な学びのスタイル。
誰に指示されるわけでもなく、自らが何を学ぶかを決め、方法を考える。

フリースクールに通う学生は
「はじめ、何をしたらいいのか分からなくて悩んだ。
でも、今は何をしようか、やりたい事が多すぎて悩むくらいになった。」
とのこと。

今までの学校は初めからレールが用意されていて、
そこから外れる事は「悪い事」のようにあつかわれる。
不登校になった頃、苛立ちやもやもやから親に暴力をふるったこともあった。

でも、ここは今までの学校とは違う。

学ぶことも、学ぶ場所も、学ぶ方法もいろいろあっていいんだと
感じさせてくれる場所。


このフリースクールに通う子どもの母親は
「ここに来て、私自身がハマリました(笑)と」
「実は他の保護者の前で、普通に振舞う事がずっと苦痛だったんです」
と。
その他にも、自分を責めたこと、教師に尋ねてもフリースクールの情報は得られず自分で捜し歩いたことなど、
当時の辛い思いも含めて教えていただきました。

フリースクールの田辺先生は
「フリースクールでは、学びをオリジナルで、自分たちで学びを獲得していく。
これからも、新しい学びを追求していきます」
と話されていました。


お話しをお伺いしたあと、
ゲストを交えて参加者のみなさん(なんと最多の43名!)と
小グループに分かれてのフリーディスカッション。





 


 


フリーディスカッションのあとは
I DO cafe恒例のお代のお支払い(ひらめき払い)タイム
「これからのI DO、WE DO」を発表


「やってみたいと思う人が一人でもいたらそれを何らかの形にする」

「親子の壁に穴をあけたい。あける!!」

「母親と話す」

「想いに火をつける」

「レール以外も見る余裕を持つ」

「娘の事を嬉しそうにペラペラしゃべる事を続ける」

「常に自分に正直に。親を尊敬する」

「これからも、楽しく堂々と不登校を楽しみたい。悩んでいる子みんなの視野を広げてあげたい」


などなど



それぞれのI DO,WE DOから強いエネルギーを感じました。

皆さんのお話を聞き、 私自身も多くの気づき、発見、ひらめき、再確認があり
本当に学びの多い1日となりました。

今回のカフェにご協力いただいた神戸自由学院のみなさま、
そして参加者のみなさま、
本当にありがとうございました。

また次にお出会いした際には、みなさまの「I Doing やWE Doing」のお話を
ぜひ聞かせてくださいね。


(文責:高木 紀枝)