こんにちは、思いこみクリアリングカウンセラーの谷口祥子です。
長い闘いが終わり、トランプ大統領が誕生しましたね。
ビジネスの世界で大成功しているものの
政治家としての実務経験はゼロ。
暴言や差別的発言で批判を浴びていたトランプ氏。
そんな彼がヒラリーさんを押さえて当選したのは
どうしてでしょうか?
それは・・・・・・
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共通の敵をつくったから。
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トランプ氏は、現在の政治に対して不信感をつのらせている有権者に対して、“職業政治家”を批判するというパフォーマンスを行うことで、たくさんの支持者を獲得しました。
「共通の敵をつくる」・・・これは、
一番簡単で強力な味方のつくり方です。
本来であれば、その人が大統領に就任することで
国民にとってどんなメリットがあるかが肝心なのであり
これまでの政治家のダメっぷりなど、どうでもいいことです。
ところが私たちは、自分の“敵”を批判している人に対して
まるで同志であるかのような親近感を抱いてしまうのです。
サラリーマン経験のある人なら
一度は上司の悪口で同僚と盛り上がったことが
あるのではないでしょうか。
フェイスブックでも、現在の医療や企業の問題点を鋭く批判して
何百人という人に記事がシェアされている人がいます。
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敵の敵は味方
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という論理が働いて、熱狂的な信者が集まっているわけです。
とりわけ人は、国家や政治家、大企業、社長や上司などといった
“権力”に対して反発を感じる傾向があります。
いったいなぜだと思いますか?
それは・・・・・・
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親の“支配”に対する反発
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が根っこにあるからです。
とりわけ子どもの頃、「あれはダメ、これはダメ」
「お母さんの言う通りにしなさい」などと言われ、
欲求が満たされなかったり自由に行動させてもらえなかった人は、
その傾向が強くなります。
なぜなら、知らず知らずのうちに「生きる=闘い」であるという
人生観を、小さなうちから身に着けてしまうからです。
すると日頃から無意識のうちに
闘いの相手を探してしまいます。
どこの会社に行っても、どこの団体に入っても
気に食わない人がいる。必ず誰かと衝突してしまう。
という人は、ひょっとすると支配的な親や抑圧的な親の姿を
相手に投影しているんじゃないかな?と振り返ってみるといいでしょう。
そうすると、いつも“敵が現れる”のではなく
“自分で敵を作り出しているんだ”、ということに気づくかもしれません。
その傾向があまりにも強くて人間関係がうまくいかず、転職を繰り返していたり
人の嫌な面が気になってしまって、継続的な人付き合いが難しいという人は、
心の専門家に相談してみると良いでしょう。
私たちは、自分が見たいように、人や世の中を見ています。
だから潜在意識レベルの、親に対する感情や想いを
解放すれば、人や世界の見え方も変わってくるのです。
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