勝てないと、そのグループから消えてしまいたくなります。 | ほめ方の伝道師・谷口祥子

ほめ方の伝道師・谷口祥子

20代に対人恐怖症に陥った経験がありましたが35歳でコーチングに出会ったことで、人間関係が激変。<承認すること>が人間関係を豊かにし、仕事や人生を大きく飛躍させると気付いたことから「ほめ方の伝道師」として活動しています。


こんにちは。ブレーキ解除セラピストの谷口祥子です。



先日仲良しの友人がこんなことを
言いだしました。



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男ってゆー生き物はどうしてあんなに
プライドが高いのかしら?

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彼女はフリーのコンサルタントなのですが
あまりにも優秀過ぎて



なおかつ人の本質を一瞬で見抜く
鋭い感性を持ち合わせているので



男たちが彼女を目の前にすると
「負けるもんか」とライバル意識をむき出しにして
戦闘モードになるというのです。




上には上がいるものですから
カンネンして相手から学ばせてもらえばいいのですが
男たちのあり方ときたら
「そうは問屋が卸してなるものか」
という感じなんだそうです。





「男ってやっぱり勝ちたい生き物なのねー」
と盛り上がっていたのですが




・・・・・・彼女の話を聞いていて、
私は、以前お会いした“神童”Kさんのことを
思い出しました。


mtg



彼は幼い頃からお勉強がよくできて
まわりの友達から
“神童”のような扱いを受けていました。




兄弟の中でも一番優秀で
クラスの中でもいつも成績がTOP。



スポーツの方は神童レベルとは
言えなかったようですが、それでも
結構脚が速かったりして



ずーっと一目置かれる存在だったそうです。



そんな彼に異変が起きたのは
高校に入学してからのことでした。



進学校に入学した彼は
自分がもはやクラスでトップではないことに
愕然としました。




もちろん、予測はついていたでしょうが
現実を突き付けられ、カルチャーショックを受けたようです。




それまでのように尊敬のまなこで
見られることもないし



「Kは天才だからなぁ」などといわれて
脚光を浴びることもなくなりました。



彼は勉強に対する興味を一気に失い
悪友と毎日のように遊び歩くようになってしまいました。



第一志望の大学に入ることもできず
人生の目標を見失った彼は



何らかの生きがいを求めるべく
自分が輝ける居場所を求めて
サークル活動をはじめようとします。



そこそこ歌もうまく
少しばかりベースが弾けたKさんは
音楽サークルへ。



しかし音楽サークルには
長年プロを目指してきたような
音楽命の人たちも集まっています。



ちょっとかじったレベルでは
到底一緒のバンドで演奏することすら
ままならない状態であることは明白です。



・・・・・・Kさんは人生のよりどころを
どこに求めていいか分からなくなっていました。




なぜなら、彼は一番であること
脚光を浴びることを当然のように思っていたので



それがかなわないという現実を目の当りにして
もうどうしていいか分からない、という
状態に陥っていたのです。





もしもあなたが彼と同じように



自分が一番になれる場所、輝ける場所を
求めているなら



◎愛されるのは、一番すぐれた人ではなく
気遣いできる人である

◎誰もが自分を素晴らしい人として扱ってくれた
人物に敬意を払う

◎どうすれば、自分がこの集団に一番貢献できるのだろう?



と考えるようにしてみましょう。



自分に焦点をあてることをやめて
グーンと視野を広げてみれば



どんな生き方が理にかなっているか
おのずと分かってくるというものです。



しかし、頭では分かっていても
集団に所属することに抵抗を感じてしまい



どうしても気持ちよく、みんなと関わることができない
という場合は、心のプロに相談されることを
おすすめいたします。



そうすることで、
どうすればあなたの心が満たされ
まわりの人たちといい関係を
育んでいけるようになるかが分かることでしょう。



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